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効率的な「P」



こんにちは。




宅建試験ですが、
無事合格しました‥。




東京メンバーには伝えてましたが、
受からなかったら2度と受けない覚悟で臨んでいましたので




なんとか合格して良かったです。
(ギリギリでしたが・・)



今回の試験学習に関しての内容ですが、
学習期間は3ヵ月。基本は朝の1時間。



総学習時間は200時間くらいでしたので、
一般的な時間と比較して-100時間くらいは時短できました。



仕事と両立しながらでしたので
割と効率的に合格できた方だと思います。




さて、私が毎回ブログで触れている「効率化」に関してですが、
試験に短期間で合格することも、一種の効率化の応用です。




かくゆう私は、大学入試でも独学5ヵ月で志望校に合格してますので
この手の学習ロジックをある程度理解しているわけですが、




試験勉強は、
期日の決まっている「タスク」のようなものだと思っています。




そして、「タスク」であれば重要なことはPDCA
PDCAで一番重要な要素は、個人的には「Plan-計画-」です。




言い換えれば、どれだけ「Do」をしても「P」が稚拙だと
いつまでたっても学習が前に進まない。




逆に「P」が研ぎ澄まされていると、
マリオカートでいうところの裏道を使ってゴールまで最短距離で走れるわけです。




では私の個人的な意見で恐縮ではありますが、
今回は「P」を研ぎ澄ますための手段である
「効率的なP」をお伝え出来ればと思います。




まず学習に関して”何から始めるか?”ですが、
宅建試験も大学受験でも一緒ですが




まずはゴールまでのルート決定。
「全体像の理解」から徹底的に始めなければいけません。




当然ですが、
ボーダー点数や学習分野、分野の特性(理解なのか暗記なのか)
そしてそれを踏まえた上で計画を組んでいかなければ、
単刀直入に言えば「時間の無駄」です。




働かないといけない。飲みにも行きたい。旅行もしたい。
でも、試験も受かりたいのであれば、




時間にしっかりと効率よく働いてもらわなければいけません・・
ということで計画は必須です。




まず、宅建の場合ですが、




毎年ボーダー点数は違いますが、
8割で間違いなく合格。4分野、理解が必要な項目である「民法」は
文章の理解が非常に難しいので、習得を3ヵ月で考えました。




当たり前かもしれませんが、
理解が必要な分野は、期間を使って慣れる。
暗記分野は短期決戦がセオリーですので、




優先順位は
理解>暗記(出題範囲多)>暗記(出題範囲少)
これを宅建の分野で並べ替えると




民法>宅建業法>法令上の制限>税・その他
となるわけです。




上記を踏まえ具体的な戦略は、
1ヵ月で1分野を回すことです。




つまり3ヵ月の期間であれば
1ヵ月目で民法を一周し、
2ヵ月目は民法+宅建業法
3ヵ月目は民法+宅建業法+法令上の制限+その他




といったように
2~3ヵ月では復習と他分野の学習を繰り返し行います。




これは、前回のブログで
記憶に関しての考察を述べましたが、
忘却曲線のメカニズムを逆手に取った学習法です。




この全体像を先に組めれば、
仮に1ヵ月で民法が終わっていなくても特にあせらずに取り組めます。




なぜなら、どうせ毎日復習することが前提で
記憶するので、別にその日に覚える必要ないからです。




この手のものは
覚えようと思うので、ストレスに感じる方も多いと思うのですが、




見て、読むだけ。(むしろシャーペンは家になかったので試験当日に買いました)
復習さえ毎日行っていれば、意識的に覚えなくても
いつの間にか「覚えている状態」になります。




その状態になるだろうということを、
未来予想して学習を前に進めることが重要なのです。



つまり「覚える」ことよりも「続ける」ことが10倍大事ということが分かっていれば
気持ちに常に余裕をもって取り組めます。



日進月歩と言う言葉がありますが、
ニュアンスで言えば、




ちょい勉強する1日は+2点
めちゃ勉強する1日は+3点
勉強しない1日は-2点




で計算すれば分かりやすいのですが、
10日めちゃ勉強して10日勉強しなければ、+10点
それよりも、ちょい勉強を10日続ければ+20点




このニュアンスを自覚していれば
学習計画だけで、2倍の成果を挙げることができるかと思います。




もちろん
私の手法がすべてではありませんが、
効率化は、何もブラインドタッチやショートカットキーの記憶といった木の枝の効率化だけではなく、




ゴールまでの”裏道探し”といった木の幹の効率化が一番重要だと思っていますので
一度、仕事に追われている方がいれば、




その裏道を一度探してみてから仕事を始めてみてはいかがでしょうか?




では。

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