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コングロマリット経営がトレンドになる

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。

2023年の住宅業界を振り返ると、増収になっている会社でも減益が目立ちました。
そんな中で顕著な成果を出している会社の特徴の一つにコングロマリット経営をしていることが挙げられます。

コングロマリット経営とは、複数の事業や部門を行っていることを指します。
例えば、住宅会社として新築だけを生業としているのではなく、リフォームや不動産なども事業として展開しているような複数の事業体をしている会社です。

住宅業界において、新築の着工数は減少傾向にあります。
その理由の一つに、「超少子高齢化」という日本が抱える大きな課題も起因しておりますが、加えて住宅価格の高騰に収入が追い付いていないこともあります。更に、今の日本は長いデフレ状態から一気にインフレ状態に変わり、物価高騰による先行きの不安さから、住宅購入を控えてしまう人も少なくはありません。

そういった厳しい環境ではありますが、建築業界においてすべての事業体が右肩下がりかというとそうではありません。

市場拡大しているのはリフォーム事業です。

リフォームといってもリノベーションと呼ばれる大きいものから小さいものまでありますが、現状新築を買うことが難しい人にとって、中古物件をリフォームして、自分たちの理想の生活を手に入れるという選択肢を選ばざるを得ない状況であることが予測されます。

また、土地自体の価格の高騰も続く中で、土地なしの顧客にとってみれば、高価な更地を購入し新築を建てるよりも、中古物件にお金をかけてリフォームする方が賢い選択と考える人も出てきます。

中古物件というとあまりいいイメージを持たれていない方も多いかと思いますが、これからの日本経済は長期的なインフレ環境が継続されることが予測されており、“新築を買うのは富裕層”というイメージが定着してくれば、”中古物件を購入してリフォームしていく”という選択肢がメジャーになってくる可能性は高いと考えられます。

とはいえ、建築素人の人が中古物件を見て、「これなら理想のマイホームになりそうだ」と感じるのは難しいでしょう。
そのため、なかなか一般のお客様がリフォームを前提とした中古物件を視野に入れて家探しをするケースは少ないのが現状です。

そういったミスマッチを防ぐことができる方法の一つに、中古物件をあらかじめプロがリフォームしてしまい、完成形として販売していく「中古買取再販」という事業があります。

リフォーム済みの物件であれば、この家が良いのかどうかを建築知識がなくても判断できますので、顧客にとっては値段もわかっているため、安心して購入できる状況です。

とはいえ、中古物件に手を入れすぎてしまうと、これまた価格が高くなってしまい、売れにくくなってしまいます。

中古買取再販事業においては、「どれだけ手を加えるのか?」という塩梅がカギを握ってきます。

一つの事業だけではなかなか厳しい時代が既に来ている中で、新しい柱を探している方は一度弊社のセミナーにお越しください。

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秋岡

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