常に最悪の状況を考えて行動する
こんにちは、古藤です。
いきなりですが、皆様は未来の最悪の状況とかって、考えたりしますか?
私個人的にはあまり考えたくないタイプです。(笑)
ただ今回はこのテーマについて触れたいと思います。
私自身、このタイトル考え方に出会ったのは高校生のときでした。
元サッカー日本代表で、現役プロサッカー選手の長谷部誠選手が
以前「心を整える。」という本を出版されました。
私も学生時代にサッカーをしていたこともあり、当時あまり本を読まない私でしたが、
購入して読んだ記憶があります。
そこに書かれていたのが、
「常に最悪の状況を考えて行動する」
ということです。
長谷部選手は次のようなことを書いておりました。
「常に最悪の事態を想定し、何事も受け止めるだけの準備をしておくことにより、そうなった時の行動が簡単になる」
(「心を整える。」より引用」)
少し長谷部選手のプレーの特徴をざっくり上げるとするならば、
・次の相手のプレーを予測して、守れるように良いポジショニングを取る準備をする
・自チームが攻撃しているときこそ、もし攻められた時の守備のことを考えて、チームメイトに声掛けをする
・リスクを最小限に抑えたプレーをする
などになります。
例え、チームが勝っていたとしても、自分の調子が良かったとしても、
予測される悪い状況を考えて、リスクマネジメントをしたプレーをする。
これは、私がサッカーでレベルアップしていくためにも、非常にためになった考え方でした。
ただこの考え方自体は、様々な部分で生かせるものだと思っています。
住宅業界に目を向けて例を挙げるとするならば、昨今の新築着工棟数の動向です。
年々、着工棟数が右肩下がりになってきており、2040年には現状より44%減になると予測されております。
このことから予測されるのは、新築受注が難しくなるのではないかということです。
新築が建たないというわけではないですが、全体的な棟数が減るという予測があるので、
これまで以上に受注競争が激化されると思われます。
では今後、どのような対策をしていくのか。
最悪の状況を考えると、新築受注が単純に今の約40%減になっていくということです。
現状があまり良くない状態であれば、何か対策されている会社様も多いかもしれませんが、
現状良い状態の会社様はいかがでしょうか。
先々のことを考えると、今ある程度安定しているからこそ、
将来に備えて、対策を考えて行動する必要があります。
その中で皆様は新築市場が減少傾向にある一方で、伸びてきている市場はご存じでしょうか。
それにまつわる説明会をWEB上で開催しております。
https://lastcompass.co.jp/news/37868?eventid=37868
今期は大丈夫かもしれません。
来年も大丈夫かもしれません。
ただウッドショックやアイアンショック、コロナウイルスなど、
有事の事態によって、これほど影響が出ることを誰が想像できましたでしょうか。
そう考えると、行動するのは今なのかもしれません。
ご興味あればぜひご参加を。
2024年もラストコンパスをどうぞ宜しくお願い致します。