新卒採用代行レポート
内定者が続出しています。
今年の新卒採用は、例年とは一味違います。
7月1日時点での大学生の内定率は、
なんと85.1 %となり、過去最高です。
3月から始まり、6月までの4カ月間でほとんどの学生が内定をもらっているのです。
現在、山陽地域のある会社様より、新卒採用の代行依頼を受けて活動しておりますが、
スタートしたのはすでに85%の人が内定をもらっている7月から…
例年通りなら問題ないのですが、今年は…はっきり言ってキツイ!
ちなみに、この社様は、いままで新卒を採用したことはありません。
そのため今回は資料作成から説明会の運営まで、
すべて私たちが行っております。
活動開始から1カ月。
現時点での経過を報告いたします。
まずは7月の初めに行われた合同説明会へ出展しました。
あまり人口の多くない地域のため、元々参加人数はあまり期待できません。
実際に昨年の参加実績を聞いてみると、60人ほどだったようです。
しかも、担当者からは、「今年はさらに少ないと思います」と言われ、
40人くらいが予測されているとのこと。
一方、出展している企業の数は20社以上。
かなり厳しい状況です。
しかし、
その時は今年度の異常性を甘く見ていたようです。
県庁所在地で行われた合同説明会です。
昨年は60名、今年の予測は40名、
そして実際は…
学生の参加人数21人でした!!
なんと学生が21人しか参加しなかったのです。
私が過去に参加した合同説明会の中では、ぶっちぎりの1位です!!
おそらく、1名も学生に着座してもらえなかった企業も多くいたのではないでしょうか。
実際に、私たちのブースは会場の奥の方に位置していたため、
初めの一時間は一人の学生とも話すことができませんでした。
しかし、プロとして「来場人数が少ないから学生を誘致できませんでした」とは言えません。
様々な工夫を施し、何とか11名の学生を着座させることができ、
説明会への参加意思も6名からいただくことができました。
十分な成果とは言えませんが、ひとまず一安心です。
結局、残念ながら日程が合わない人が3名おり、
現在のところ3名が説明会へ参加しております。
説明会、2次選考を経て、2名が最終判断というところまで来ております。
学生側は、入社したいと思ってくれているようで、
後はクライアント側の意思のみという状況です。
改めて実感しましたが、いまはスーパー売り手市場です。
従来通りのやり方では通用しなくなってきています。
新卒採用をして会社の活性化を図りたいと思われる方は、
早めに準備を行い、他社とは明らかに違うと思わせることのできる
魅力的な演出を施す必要があります。
新卒は取りたいがやり方が分からない方、
いまの採用方法に疑問を感じられている方、
是非ご相談ください。
後藤