「そこに釣り糸を垂らしても岩魚(イワナ)はいない」
「そこに釣り糸を垂らしても岩魚(イワナ)はいない」
代表の伊藤です。
私の親父は大の釣り好きで、
私が小学校の頃は親父の釣りによく付き合わされていました。
夜中の3、4時に起こされ、
勝手に車に乗せられ、起きれば海か川についており
ボートを作って沖に出たり、
重たい荷物を持って川の上流に向かってひたすら歩いていたのを思い出します。
特に親父が好きだったのは川であればイワナ、海であれば鱚(きす)釣りでした。
魚が食いついた時の暴れ方が好きだったみたいです。
そして一旦釣りに行けばほぼ空振りはなく、
毎回狙った獲物を釣り上げていました。
何故毎度のように親父は成果を上げていたのか。
親父がこだわっていたのは、
釣りたい獲物が鱚(キス)であれば
「そこにまず鱚(キス)がいるかどうか」
釣りたい獲物が岩魚(イワナ)であれば
「そこにまず岩魚(イワナ)がいるかどうか」
という、根本論でした。
その為にはかなりの労力を割いていたと思います。
親父の持っている釣りマップ(地元福井県)には
◯×△が細かく記載されており、それらは
親父と親父の友人が全て足を運んだか、周りからの情報を
纏めたものでした。時間がかかっても、道が険しくとも
「釣れるところにしか行かない」
(獲物がいるところにしか行かない)
というところが、
「毎回成果に結びつく大きな理由」
だったと思います。
さて、話は変わって人材採用です。
時給が高くてもいいからアルバイトで
「イラストレターが出来るデザイナーが欲しい」
と思った時、皆さんだったらどうしますか??
アルバイトだから、、ということで
バイト◯や◯ウンワークを軽率に選ぶと
お金を払うだけ払って全くマッチングせず
永遠に面接の時間を取られて終了する・・・ということが
往々にしてあります。
正社員の中途採用も同じです。
現在の会社の状況や、求める人物像によって
広告媒体や人材紹介会社を変えることは
今となっては常識と言って良いでしょう。
先ほどの釣りの話を例に挙げるのであれば
「堤防でいくら釣り糸を垂らしても岩魚(イワナ)は釣れません」
何故なら、海には岩魚はいないからです。
いかにも馬鹿げた話に聞こえるかもしれませんが、
採用業界において、採用媒体選びに知識が無いと往々にして起こる事象です。
現場監督を採用したいのに、
ゴリゴリの営業人材募集の媒体を使っていたり、
特殊なスキルを持つスペシャリストを採用したいのに
若年層推しの採用媒体を使っても、ミスマッチが続きます。
結果、人材採用において
「うちには問い合わせが来ない」
「田舎だから仕方ない」
「中小企業だから問い合わせが来ない」
と地域や会社の規模が原因だと、
「勘違い」
し「媒体選びが間違い」であったとは気づかない会社が多く
いらっしゃいます。
採用会社はそれぞれに強みとする属性(分野)があります。
自社が欲しい人物像を明確にし採用会社をしっかり
選定することが何よりも重要になります。
しかし、この業界には数十社という人材採用会社があり、
何が何に向いているかを見極めるのは困難です。
私たちの場合、そう言った優良な採用会社を
直接紹介することにより、
採用難を乗り越えていただいております。
そもそも魚のいないところで
お金をかけて良い餌をつけても何も起こりません。
私たちも人材不足真っ只中なので
しっかり選定をして採用を進めていきたいと思います。