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「メモ活」始めませんか?



こんにちは。


さて、いきなりですが
あなたがもし




”覚えたことを絶対に忘れない”特殊能力




を身に付けることが出来たら




周りの誰よりも知能が高くなり、
周りの誰よりも成果が残せる人間になるのではないでしょうか?



今回は限りなく上記を実現するために
私のブログの中で少し”記憶”に関して考察していこうと思います。



まず、人間の記憶の定着に関して
一般的に知られているのは記憶してから翌日までの記憶の定着率が約30%
と言われています。





言い換えれば、せっかくセミナーに出て頑張って勉強しても

翌日には約3分の1しか覚えていないということです。
そして、それは日数ごとに0%に近づいていきます。



さて、この分野で
「記憶の忘却と復元」に焦点を当てた研究が
カナダのウォータールー大学で行われました。




実験は1時間の講義を行った後に、

「復習」することで、記憶の復元率がどれくらいになったか?
というものでした。



実験結果では、

講義の翌日に10分間の短い「復習」を行うことで
記憶の大部分が回復し、



さらに復習による回復の周期は短くなり、
翌日の復習後のさらに7日後には5分間でほとんどの記憶が回復する

とその研究結果では述べられています。




つまりこの忘却曲線のメカニズムを逆手に取ることで、
「記憶したことを忘れない人間」になるための手法を考察することが
このブログの趣旨です。



では今回は、参考になるかは別として
自身で行っている取り組みに関してご紹介したいと思います。




私は、社会人になりたての際に

上司から「メモをする人間が成功する」と言ったようなことを(多分)教えられました。




これは、単に会議や打ち合わせの「情報」をメモする

という意味合いだけではなく、



今回の命題である”記憶したことを忘れない”ように
メモを取るという意味で、
当時の素直で勤勉な社会人なりたての大久保は解釈したわけです。笑



熟考した結果、
私は人間の忘却曲線のメカニズムを知り、
あるメモを取ることになります。




それは、「使える数字集」

というメモでした。

例えば、
日本の人口1億2000万人
日本の面積37.8万キロ
日本の出生率 1.4



のような
フェルミ推定などで使用できる一般的な数字や、




住宅の着工戸数、戸建てと建売と貸家の割合

日本のリフォームの売上規模




などの建築業界に特化した数値を、

その情報を取得したときにすぐ自身のスマホのメモに毎日1つ以上メモする。





ということを約6年行いました。

(社内のメンバーで私のメモを見たことがある方もいらっしゃるかと思います)



きっかけはテレアポ力の向上だったのですが、
切り返しのトークを数字的に説明する上で大いに役立ちました。




少し事例を挙げると




「今他の会社さんは家の単価どんな感じなんですか?」

と聞かれた際に、




アンケート結果では
ウッドショックで坪10万上がったのがボリュームゾーン

つまり、300万の値上げなんですが、


日本の年収の中央値は440万、

年収の7倍で仮定して約3000万の借り入れがボリュームゾーンとして
●●さんの市場では坪単価が20万/坪くらいですよね?


60坪の土地として1200万

つまり、1800万(60万/坪)で家建てないといけない。


ということになったときに

●●会社様って今ってどれくらいの坪単価で住宅を販売してますか?





といった数字を使ったトークを

即興のテレアポで出来るわけです。



ポイントは、事前にトークを用意するのではなく、
相手の聞かれた質問に対して、脳内ストックしてある数字を使ってトークを組み立てることです。





つまりカウンタートークこそが、「使える数字集」の真骨頂であり、

その数字ストックをメモによる記憶術で補完していたのです。



では本題である
記憶したことを忘れないための施策ですが、
私の場合は、





①1日1回以上、スマホのメモ機能で、1枚のページにすべての情報をメモする

たったこれだけです。





なぜ、これだけで充分か?と言うと、





メモを取ることがしっかりと習慣化されていれば、

メモを取る際に、前回のメモを見返すことになります。



つまり人間の忘却曲線の
放物線上に起爆装置を置くようなもので、

1日1回という「習慣」が自動復習機能の役割を果たすわけです。



これを応用して、現在では
見た映画やドラマ300や、おススメランチ&ディナー750など




私の携帯には雑談や店選びなど、

様々なシーンで使える1枚メモが複数あります。




上記の記憶の定着に関して

自身の取り組みがベストかわかりませんが、



1週間前の昼飯を思い出せないように、
せっかく時間を使って学習したものが、記憶に残らないことが織り込み済みであれば



一度「メモを取る習慣」=メモ活
を実践してみるのも良いのではないでしょうか?





では。


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