松竹梅の商品戦略
日によって温度差がありすぎて少し煩わしさを感じている宮尾です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は松竹梅の商品戦略についてお話しします。
松竹梅の差別化戦略は住宅業界以外でも取り入れられており、
先日友達と行った焼肉店「ワンカルビ」でも、3つのコース(3,500円、4,000円、4,500円)に分かれていました。
この松竹梅の商品戦略の強みは、幅広い顧客層を手に入れることができます。
例えば、先述のワンカルビで仮に4500円のコースしかない場合、
学生の方や、バイトで働いてる方などは手が届きにくいかもしれません。
ただ、3500円のコースがあることで、学生の方でも気軽に食べることができるというわけです。
住宅業界で考えると、大手のハウスメーカである積水ハウスも3つの松竹梅の商品戦略を展開しておりますね。
2000万代の住宅(ノイエ)
3000万〜5000万の住宅(シャーウッド)
5000万以上の住宅
の3つの商品を用意することで、多くの世帯年収のお客様を獲得することが可能となります。
一条工務店もHUGme(ハグミー)という高性能×新価格の新しい商品を展開しております。
最近、多くの会社様とお話しさせていただくときに、
「予算が合わなくなって、失注することが多い」と言われることが多くなりました。
住宅の販売価格が高騰しているなか、収入は増えないために予算が合わないことが増えてきております。
会社の中には、年収層が高いターゲットを獲得する戦略に切り替えるのも1つの選択肢でしょう。
ただ、それだと年収層が高い顧客の奪い合いとなり、今後安定的に受注を獲得することが難しくなるかもしれません。
では、年収の合わないお客様へ対策として、
新しい年収層を狙った商品を売っていくということも選択肢の一つとして考えることも必要なのではないかと思います。
弊社が展開しているSIMPLE NOTEは2000万〜2200万ほどの金額帯で展開しております。
例えば、3000万円以上の住宅の会社がSIMPLE NOTEを取り入れ、今まで獲得できていなかったお客様を獲得し
受注を伸ばされた実績もあります。
また、最近弊社が始めたReNOMAという戦略では、
世帯年収500万以下のお客様を狙っていくことが可能となります。
自社のオリジナル商品一本で受注を獲得することで今までは安定的に受注をとれたかもしれませんが、
大手のハウスメーカーやビルダーさんも松竹梅のような商品展開をしているので、
2024年以降生き残るためには新しい商品を展開しなければいけないかもしれません。
今回このブログを読んでくれた方は是非一度SIMPLE NOTEのセミナーをご体感ください。
https://lastcompass.co.jp/news/41211?eventid=41211
ReNOMAのセミナーは下記をご確認ください。
https://lastcompass.co.jp/news/40289?eventid=40289
1つの選択肢としてこのブログを今回書かせていただきました。
それでは。