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「コツ」を聞いてもできるようにならない理由

こんにちは。
砂古です。

 

すでに2023年の85%が過ぎたようです。
X(Twitter)で、今日が2023年の何%経過したのか
教えてくれるアカウントをフォローして
毎日自分を焦らせています。このアカウントおすすめです。

 

私は趣味で着物を着るのが好きなのですが、
着付け初心者だった時に、
いつも応援していた着付け師が
「着付け100のコツ」
という本を出版されました。

まだまだ着付けに手こずっていた私は
「その本を買ったら上手くなれるんだ!」
と思ってすぐにその本を買ったのですが、
自分に役立つ知識がないと思って本棚にしまってしまいました。

着付けにもだいぶ慣れてきた頃、
久しぶりにその本を開いたら
即役立つ知識だらけで
すぐに試してテンションが上がったことがありました。

 

インスタ集客のコツ
貯金するコツ
ダイエットのコツ
 ・・・など

私はよく、「〇〇のコツ」といったタイトルに惹かれて
すぐに飛びついてしまうのですが、
大体そういったものって
「へ〜、いいこと聞いたな」
で終わってしまって
よくよく考えたら何も実践できていないことが多いです。

 

そもそも、コツってどういう意味なのか?

 

コツ=誰でも手軽にできる、効率的な方法
と思っていましたが、実は違ったみたいです。

「コツ」は元々「骨」と書き、
要点、確信、要領を示しているそうです。

 

つまり、真剣に取り組んだ者が習得できる方法を
要点を押さえて教えてくれているという状態なんじゃないかなと思います。

なので、努力をしていない手抜きの状態で
「コツ」に飛びついても
なんとなく他人事に感じてしまって
全く身につかないんだと思います。

 

同じ本を違うタイミングで読んだだけで
全く違う感想を持った理由は何故なのか?
「実際に真剣に取り組んで、困難を感じていたかどうか」
というところだと私は思います。

 

私はインスタ運用のコンサルティングを担当していますが、
ある時、加盟店様に「コツ」を伝えた際、
相手の表情を見て、
私の話が Zoom越しでも伝わっていないのを感じたことがあります。

 

相手が困難を感じていない状況で、
「コツ」だけを伝えても
あまり意味がないのでは、と思います。

困難を感じた時に教えてもらえる「コツ」こそ
最大の効果を発揮するのではないかと考えます。

なので、まずはやってみてもらって、
困難を感じた部分のコツをお伝えすることにしています。

結局は、何事も経験しないと
ない壁を乗り越えるショートカットするような便利な「コツ」はない。

 

どうしても「コツ」とか「ハウツー」という
魅力的な言葉に釣られて
手を伸ばしてみたくなるのですが、
本当に役に立つのは自分が経験してからであり、
でもタイミングさえ合っていれば
「コツ」は本当に役に立つということを
忘れずにやっていきたいと思います。

 

♢♦︎♢

 

私はQ-AUTOというインスタ運用の商品担当をしていますが、
インスタ運用を将来的に皆様の会社で内製化できるように
加盟店様に実際にやってもらいながら
運用の「コツ」をお伝えさせていただいています。

 

ラストコンパスでは、住宅会社さまに特化したSNS運用に関するセミナーを開催しております。
https://lastcompass.co.jp/news/40323?eventid=40323

SNS運用の「コツ」知るためのきっかけになればと思いますので、ぜひご参加ください。

 

今月も私の拙い文章を読んでくださりありがとうございました。

それでは。

 

砂古

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