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最短を求める

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。

 

ラストコンパスの秋岡です。

 

先日、子どもと一緒に近くの公園に遊びに行くと、

小学生達が砂場で一生懸命何かを作っています。

 

おままごとでもしているのかな?

と思ったのですが、

会話らしい会話もなく、黙々と丸いボールを作っています。

ひそかに流行っていると噂では聞いていた、

「泥団子」をみんなでこぞって作っていたのです。

 

「泥団子」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれますか?

 

ただの泥を丸めた、どちらかというと汚いイメージではないですか?

 

ところが、今の泥団子は違います。

 

太陽の光を浴びて、美しいまでに光を放つ綺麗な球体、それが今の「泥団子」です。

 

これはすごい!と思い、早速作ろうと思ったのですが、

せっかくならすごい泥団子を作りたいと思いなおし、

携帯で調べてからやることにしました。

ネットで検索すると、泥団子の作り方が色々と出てきて、

色々なサイトをはしごして、なんとか理屈は理解しました。

 

そして、いざ作り始めたのですが、

 

うまくいかない!

 

ただの泥の塊すら作れない・・・

なぜかすぐに崩れてしまうのです。

あれだけ調べたのに・・・

 

うまくいかない私を横目に、

私の子どもはいつの間にか泥団子を作っていました。

どうやら私がネットであーだこーだ調べている間に、

小学生達に教えてもらって、できるようになったみたいです。

 

私も試行錯誤しながらやっているとコツ(?)を掴んできて、

なんとかそれなりの泥団子を作ることができるようになりました。

 

私の子どもに、できた泥団子を見てもらおうと思ったら、

子どもは、泥団子づくりをやめて、小学生と一緒に他の遊びをしていました。

 

「遅かったか・・・」といい大人が一人、砂場でうなだれていました。

 

<最短を求める>

 

効率や速さ、また、失敗をしないために、

調べてから物事に取り掛かるというのが、

習慣になっている方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん下調べは大切です。

エイ!ヤー!ですべてのことをやっていては、

当然多くのことで失敗を経験することになります。

 

だからといって、いつまでも下調べばかりしていて、

行動に移すのが遅い。

もっとも悪いのが、

行動に移さない。

 

これは問題です。

 

確かに失敗らしい失敗はしないかもしれませんが、

むしろエイ!ヤー!でやって失敗を経験した人の方が、

その失敗から学び、次のステップに到達していて、

いざ自分が取り組む時には、追いつけない場所にいることもあると思います。

 

私自身、新しいことに取り組むことも多く、やったことがないことほど、

どうしても後回しになりがちです。

「なにかうまいやり方、最短のやり方はないか」を考えてから取り組もうと考えるからです。

しかしながら、日々の業務に追われ、結果的には妙案もなく、

取り組むのがただただ遅くなっただけになってしまったということがあります。

 

トライ&エラーを繰り返すことになるのであれば、早く着手することが、

結果、最短の道になることもあると思います。

 

事前準備は大切ですが、ほどほどにして、

 

早く着手する。

 

このことも仕事を効率的にするための必要な要素だと改めて気づかされました。

 

秋岡

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