2軸のコミュニケーション
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
先日、社内改善を目的にとある会社様へ訪問して参りました。
各種ワークを通じて会社の改善点や採用するべき人材の要素を一緒に考えていきました。
その際に出た社内の改善点にコミュニケーションが不足しているというのがありました。
コミュニケーションを課題にされている会社様は社内規模に関係なく意外に多いです。
そこで今回はコミュニケ―ションに関して考えていきたいと考えます。
人間関係を良好化するコミュニケーション
コミュニケ―ションが不足しているというと、一番に思い浮かぶのが、社内で雑談などの会話がない殺伐とした雰囲気ではないでしょうか?
効率を求めて業務を分業化する会社が増えている中で、部署を完全に区分けしており、場合によってデスクのあるフロアが違うなど、物理的に会話をするのが難しい場合もあります。
そういった場合だと顔も合わせる機会がないため、確かにコミュニケーションを図るのは難しいですよね。
そこで働く場所をワンフロアにすればというアイデアもありますが、スペース的に難しいことも多いと思います。
少しでも顔を合わせる、簡単なコミュニケーションを取るとすればわざわざワンフロアにしなくても下記のような方法があります。
・朝礼を行う
・社内清掃を行う
・昼食会や飲み会を定期的に開催する
・勉強会やレクリエーションを定期的に開催する など
もちろんすべて全員参加が条件です。
特に毎日される業務に清掃がある会社様は、ぜひ掃除する担当場所を決めて、同じ部署が被らないように意識するなどして人を割り振ってもらえると、コミュニケーションをするチャンスは出てくるかと思います。
コミュニケーションが取れている会社は雰囲気がよく、働きやすさにもつながります。
しかしながら、人間関係を良好化するコミュニケーションだけでは、不十分だと私は考えます。
仲が良い会社、アットホームな会社でも人はやめていくことがあります。
それは仕事のコミュニケーションができていない場合ではないでしょうか。
仕事関係を良好化するコミュニケーション
社内の雰囲気がいいことは大切です。しかしながら、それだけでは社員にとって居心地はいいかもしれませんが、成長を感じることができず、できる人ほどキャリアアップのために会社をやめていってしまいます。
成長することは仕事へのやりがいにもつながりますし、それが会社の売上向上にもつながります。そうなれば、給与の向上へとつながり、定着はより強固なものになっていきます。
仕事関係を良好化するコミュニケーションの一つに教育があります。
ただし、一方的な教育ではコミュニケーションとは言い難いです。
相手が困っていること、課題にしていることをまずはヒアリングし、それを理解した上で、課題に対する具体的な改善策を伝えることが重要です。
また、ぎりぎりできるのではというステップで教育をしていくことも忘れてはいけません。
難易度が高すぎると「自分にはできない」となってしまいますので、いっきに伝えるのではなく「徐々に」を意識してあげてください。
この教育を前提としたコミュニケーションを重ねる事の方が、ただの雑談を重ねていくよりも社員の定着という目線では重要になります。
最後に
人間関係と仕事関係の2軸のコミュニケーションが大切だとお伝えしてまいりました。
もし、このブログを読んで具体的な改善策まで知りたいという方は、ぜひ当社のセミナーに参加ください。
それでは