契約率向上のための土地提案
こんにちは。ラストコンパスの黒田です。
今回は土地提案営業力を強化することについてお話させて頂きます。
昨今、若年層の土地なし客が大半を占めるようになり、飯田グループなどの分譲大手がシェアを高める一因になってきました。
また、ハウスメーカーは自社地の仕入れを強化、タマホームやヤマダホームズなどのローコスト大手も販売棟数の建売比率を高めてきています。
このように、市場的に土地を上手く活用できる会社だけが住宅市場において生き残ることができる時代になってきております。
しかし地場の工務店や住宅会社では、自社地を所有することは難しく、条件の良い土地を見つけることのできない会社もいらっしゃいます。
また、不動産会社と提携し、土地を案内してもらう体制を構築していたとしても、不動産会社のコントロールが難しく、不動産屋に行って帰ってこない、帰ってきてもなかなか土地が決まらず契約にならないといったことも多いのではないでしょうか?
このような現象が起こってしまう原因は大きく3つの理由があります。
①総額金額がわからない
見込み客が良い土地を見つけたとしても、諸費用や建物価格を合わせたときの総額が分からず、見込み客としてはどうしても判断が難しい状況があります。
②理想の土地を探してしまう
見込み客が土地探しを行う場合、心理的に100点満点の土地を探してしまうことがあります。しかし土地も少なくなっている昨今において、100点の土地は見つかりにくいです。そのため、100点ではなく、70点の土地を探すべきといった刷り込みを行っていく必要があります。
③適切な情報発信が出来ていない
当然ですが、見込み客が気に入っている物件も随時値下げなどの情報変動があります。しかし、それを常に営業マンが報告することは大変な手間になります。そのため結果的に、不動産会社に流れてしまい別の物件で契約してしまうことがあります。
こういった状況の解決策として、弊社では「土地バンク」というDXツールをご紹介しております。
土地バンクとは、様々なポータルサイトの土地情報を毎日収集している「土地情報のおまとめサイト」です。
特徴として、
- 土地の最新データを毎日収集していること
- 学校区や周辺施設も一目瞭然であること
- 土地の価格や人気度がわかること
- 災害情報も分かりやすく表示されること
の4つがあります。
このツールを活用することで、適切な土地情報を常に発信していくことができ、見込み客に対しては土地提案する上で強力な武器になります。
詳しくはお問い合わせしていただければご対応させて頂きます。
土地提案営業力を強化していくことで、契約率を5%でも上げることができれば、集客数が減ったとしても受注数は伸ばすことも可能になってまいります。
是非、こういったDXツールをご活用いただき、営業力強化をしていただければと思います。
それではまた。