生産性をあげるにはDX化なのか?
みなさん、こんにちは。
株式会社ラスト・コンパスの中植です。
ラスト・コンパスに入社してから約3年が経ちます。
入社した当初は、設立3年目で、社員数は約10名でした。
現在では、今年10月には設立7年目へ突入し、社員数も20名を超えます。
入社した当時を考えると想像も出来ないくらい変化しています。
企業として変化しなければ、社員数は2倍も増えなかったと思います。
その他にも、変化している部分はあります。
売上高、コンサルティングメニュー数、オフィス、福利厚生、年間休日等があります。
そして、私にとっても大きな変化だったことが経営サポート室の発足でした。
2022年8月に発足し1年が経ちました。
部署としては、私1人ですがやることは無限にあります。
そこで求められるのが、想像力です。
あくまで私個人の考えですが、
営業・マーケティングのような部署は短期的な売上(1年以内)をつくりだす役割です。
一方で、私の部署(バックオフィス)の役割は中長期的な”利益”をつくりだす役割ではないでしょうか?
営業・マーケティング部署がつくりだした売上をいかに多くの利益として残すのかが課題です。
とはいえ、想像がつきにくいのも事実です。
最近よく耳にする、”DX化”がございます。
バックオフィスの効率を高めるための1つの手段です。
”DX化”という言葉の響きはよく聞こえます。
しかし、全ての業務を自動化などできないことも事実としてあります。
何を自動化(DX化)して、何を手動(アナログ)で対応するのかの判断をしなければなりません。
1つの例を用いて少しご説明します。
一般的な顧客管理ソフトを契約しようとしたときに、必ず発生するものがございます。
初期費用+毎月の使用料
DX化を推進するIT企業は下記のように売り出しています。
初期費用:無料
毎月の使用料:月4万円(年間48万円)
このぐらいならと中小企業でも手が出せると思いがちですが、
この価格帯の表示の仕方は、機能を最低限に設定されていることがほとんどです。
基本機能でログインができるのは、5ユーザーだと仮定します。
しかし、現実ではそのような人数で使用することはありません。
従業員数が増えた時にユーザー登録をするごとに、追加で+1万円
機能を増やしたい、追加で+1万円
セキュリティ対策も不安だからつけておきたい、追加で+1万円
入口は安いのですが、最終的な価格は月額12.5万円となり、
年間で約150万円まで膨れ上がることもあります。
少人数の企業の場合、逆も起こりえます。
従業員が3名しかいないのにも関わらず、絶対に5ユーザー分付与されるということです。
もちろん、5ユーザー分の料金を支払わないといけませんのでムダに支出をしているということになります。
あらゆるDXツールが販売されていますが、その業務が本当に自動化が最適かなども踏まえて検討することが重要となります。
社内全体を把握し、再度構想を練る必要があるかと思われます。
実現するには、経営者のマンパワーだけでなく従業員1人1人の日々の行動や考えを共有することも求められます。
DXという言葉は非常に簡単ですが、
実現するには企業全体で未来を見据えなければなりません。
よい企業が残り、改善を怠る企業が弱体化していくことも予想されますので、よいときほど新しい情報に触れることをしてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
中植
★住宅業界におけるDX化例★
・資金計画
・土地探し
・工程表
・プランニング
・受発注管理 等
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