必要な粗利は?
こんにちは
ラスト・コンパスの髙井です。
今回は「粗利」をテーマにしてブログを書きたいと思います。
さていきなりの質問ですが、皆さまの会社では完工粗利は何%を目標にしているでしょうか。
また、現状は何%確保できておりますでしょうか。
建築業界では最低25%は必要と言われています。
その理由をざっくりお伝えすると、
仮に年間10棟受注し、販売単価が2500万とすると、
売上が2億5千万。
粗利額は2億5千万×25%=6250万。
そこに広告費が売上の2~3%、人件費が売上の15~20%が平均で必要ですので、
広告費で500万~750万、人件費で3750万~5000万。
それを粗利額から引くと、500万ほどしか残らないので、その他の経費(交通費、電気代、通信費など)を加味すると、
ギリギリ黒字というようなイメージでしょう。
粗利は最低でも25%は確保したいですが、やはり25%でギリギリだということが上記より分かるのではないのでしょうか。
弊社ではコスト削減コンサルであるLeverage(レバレッジ)を工務店様やビルダー様にご提供させていただいておりますが、
Leverageの目標粗利は30%です。
(ちなみにアイ工務店はウッドショック、コロナ後でも完工粗利31%以上確保しています。)
では、なぜ30%が必要なのか? 私が考える理由としては
・社員の給料を増やすため
・人材採用に投資するため
・会社を良くするための設備投資のため
などが挙げられます。
一言で表すのであれば、今よりも会社を良くするために粗利は30%程必要だと私は考えております。
利益が少なければ、 社員の給料も上げることができず、退職が増えるかもしれません。
人材採用に力を入れることができず、人を増やすことができないかもしれません。
会社を成長させたり、より良くさせるためには利益が1番大切だと私は思います。
ただ、今ブログを読んでいただいている皆様の中には ウッドショックから始まった原価高騰の中、
利益を取るのは難しいと思われている かもしれません。
そんな方に是非聞いていただきたいお話があります。
このご時世の中、完工粗利31%を確保している会社様があります。
年間10棟程を受注している長崎県の会社様となります。
詳細は下記よりご確認くださいませ。
どのように粗利を確保しているのか、職人さんへの交渉などはどうしているのかなど
普段は聞くことのできないお話をZOOMにてさせていただきますので、是非この機会にご参加くださいませ。
それでは。