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住宅金利と販売単価

みなさんこんにちは永野です。

 

セリーグでは18年ぶりに阪神タイガースがリーグ優勝を果たし

パリーグでは3年連続オリックスバファローズが優勝しました。

 

18年ぶりと3年連続という相反したチームですが、クライマックスシリーズから日本シリーズにむけて楽しみですね。

 

大阪の百貨店では優勝セールが始まっていますので、是非皆様お買い物は大阪へお越しください。

 

 

はい。それでは真面目モードに入ります。 

コロナがあけてからうまく下がった業績を戻すことが出来ていない企業様が目立ってきております。

業績を戻せないだけでなく会社をたたむことを余儀なくされる企業様も

ここ3カ月でよく耳にするようにもなりました。

これらの影響はおそらく物価上昇に伴う価格転嫁と客離れが原因になっているのかと思います。

そこで今回は表題に上げました金利と販売単価について触れていきたいと思います。

まだ記憶にも新しいマイナス金利政策

あの時は、住宅購入者が増え、住宅業界は潤っていました。

逆に、リーマンショックや消費税増税などの経済状況によっては

住宅着工が減ってしまい業界への雲行きが怪しくなってきました。

そこで今回のウッドショックです。

ウッドショックも落ち着き、一定の木材は価格を取り戻しておりますが、

それ以外の資材が追随するように値上がりを見せております。

こういう状況になってしまいましたので、販売単価を上げる以外の手段がありませんでした。

価格をあげて受注が変わらなければ良いですが、必然的に客離れはしてしまいます。

仮に、4,000万の住宅ローンで金利が0.5%変動したとすると月々の支払いは約1万円かわります。

販売単価に直すと約300万円です。

 

皆様からするとたった300万円、月々月1万ぐらい

という感じかもしれませんが、お客様からするとそのたったが大きな問題なんです。

 

それも証拠に冒頭に書きました消費税増税だけでも着工数が大幅に激減しております。

ですが、今皆様の販売単価はいかがでしょうか?

 

平気で500万~800万程値上がりをしているのではありませんか?

今までの戦略でそれ程の価格だけが上がってしまうと

これまでの客層では家が買えないという形になるのも無理はありませんよね。

 

そうならない為に今必要なことは、“理由づけ”と“比較”です。

なぜ、自社の家づくりの販売単価は○○円なのか、他社と比較して何がどうちがうのか。

お客様が自社を選ぶ理由はなんなのか。

 

これが今以上に必要になります。

伝え方ひとつで販売価格の高騰が経済の影響でなく付加価値に代わり、

付加価値により、住宅購入者の客層も上がります。

 

その為、受注が仮に2割減ったとしても売上利益は上がっている状況が生まれます。

 

逆に、今固定費を下げることに注力して、攻める事を辞めてしまうと

周りの企業との差がぐんぐん広がっていき、選ばれ憎いようにもなってしまいます。

 

何もかも後回し後回しにしてしまうと、気が付いた時には時すでに遅しです。

 

後悔しないように今やれる事を全力でやってみて下さい。

 

 

 

 それでは、また。

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