【会社が伸びる3つの目標設定】
今回は、成果を出すために必ず必要な習慣業務についてお話します。
突然ですが、皆様は毎年の初めに、事業計画は立てておりますか?
この事業計画が曖昧であれば曖昧な分だけ成果は残りにくくなってしまいます。
理想的な目標とすれば、
【年間10棟受注する。】
という“大”目標に対し、商談からの契約率が30%だった場合
新築の商談数が概ね30組必要という事になります。
又、見学会からの平均アポ数が5組だった場合
【見学会を年6回開催する。】
という“中”目標ができます。
見学会からのアポ率が50%だった場合
【見学会に10組集客する。】
という“小”目標が出来ます。
ここが見えてくると具体的に10組集客する為の施策が生まれます。
多くの企業様は大目標で止まってしまっている事が多く、その大目標を達成する為には
何をどれだけ行わないといけないのか?
を見失っております。
自社の契約率やアポ率がわからない企業様の場合、昨年の“データ”が残っている事かと思います。
そのデータから読み解くと自社は何が足りていないのか?どこが弱いのか?という
課題が見えてきます。
これをする目的は、【課題を見つけること。】
課題が見つかると課題を克服する為の行動が生まれます。
ただ単に、今年もダメでしたね。市場が良くないからダメでしたね。
で終わらせるのは簡単ですが、
是非皆様には今年よりも来年、来年よりも再来年が年々良くなっていく道筋を
立てて頂きたいと考えております。
その道筋から逆算して必要数字を導き出し、さらに新たな1年間を迎えて頂きたいと思います。
事業計画に必要な項目
・集客数【媒体別に集計(チラシ・SNS・HP・雑誌・看板等)】
・参加者数
・アポ数
・アポ率
・次アポ数
・次アポ率
・契約数
・契約率
→①イベントからの契約率,②初回接客からの契約率,③プランからの契約率の3つ。
上記をイベント別に出すことをおすすめします。(見学会・セミナー・相談会等)
これが出そろえば、自社ではどの戦略が向いているのか、どの戦略が向いていないのか。
が見えてきますので、後は得意分野に磨きをかけ、苦手分野を克服する。
ということで成果に直結する施策を打つことが出来るようになります。
2023年はどこの地域も厳しい市場になっておりますが、
そういう時にこそ今一度自社に目を向けて課題を見つけ、
社内で共有し、新たな施策を見つけ、行動に移してください。
ただ、会議の場で発表するだけであったり
事業責任者に伝えるだけで終わってしまうと
気が付いた時には自然消滅してしまいます。
その為に、制度が必要になります。
目標と制度を紐づけることで、その制度に反した社員の評価が下がってしまいますので、
社員はその制度通りに動くようになります。
もちろん、期待通りの動きをして頂いた社員様にはそれ相応の評価を下してあげると、
その翌年も今年以上にやる気を見出してくれますので、
結果的には企業の成長に繋がります。
成長の壁を感じている企業様は今一度制度の見直しをかけてみてはいかがでしょうか?
永野