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社内制度がもたらす影響

みなさんこんにちは永野です。

今日は採用についてブログを書きたいと思います。

現在、2024年卒の新卒採用にお忙しくされている企業様も多いのではないでようか?

私たちも全国の工務店様を回っておりますと採用に関するご相談も多くあります。

ですが、全国各地で受ける相談として圧倒的に多い相談は

“人が来ない”です。

確かに、この建設業界は業界別にみると人気がない業界になってしまいます。

ですが、大手ハウスメーカーには毎年数百人の学生が入社されております。

その違いは何なのか。ここを掘り下げて行きたいと思います。

ハウスメーカーが魅力的に見える要素【年間休日】

まず、企業選びの際に重要視されてる休日日数ですが、ハウスメーカーでは概ね120日前後で記載されております。

地場の工務店様では100日~115日が多いです。

今の時代はライフワークバランスやプライベートを充実させる考えの学生が非常に多い中でここの休日日数は会社選びの大きな判断要素の1つと言えます。

ハウスメーカーが魅力的に見える要素【教育制度】

社会人になる目的として“成長したい”という学生が非常に多いです。

そんな学生が注目している社内制度のにひとつに教育制度があります。

入社後、きちんと自分自身が育つ環境が用意されているのか。先輩社員は優しく教えてくれるのか。どんな研修内容があるのか。などなどです。

ハウスメーカーでは入社1年目から5棟~10棟と受注をとれる学生も多くおりますが、その分それ相応の環境が充実しております。

地場の工務店様ではなかなかそれらの準備が整っていない企業様も多く見受けられます。

教育環境の構築は採用にも役立つわけですね。

ハウスメーカーが魅力的に見える要素【給与制度】

皆様は新卒の初任給はいくらで提示しておりますか?

ハウスメーカーでは

D社で基本給240,000円 賞与年2回

S社で基本給215,000円 賞与年3回

I社で基本給220,000円 賞与年2回

です。

そこから各種手当なども含まれるとそこそこ手取りも良さそうです。

地場工務店様では地域にもよりますが180,000円前後が多いようにも思います。

今日は、休日・教育制度・給与の3つの観点から考察してみましたが、ハウスメーカーでは地場の工務店様より整っている点が多い事がわかりました。

地場工務店様でもいきなりすべてを構築することはできませんが、今から出来ることを考えると【利益を上げること】に尽きるかと思います。

建築業界では販売単価が高い住宅を販売しておりますので原価管理を見直すだけでもすぐに利益改善ができるのではないかと思います。

何か新しい気づきになっていただければ幸いです。

それでは。

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