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検索世代


こんにちは。




私は現在(多分)32歳です。



誕生年が1980~1995年生まれの
「Y世代」と言われる世代です。




さて、広告作成や営業戦略を組む上で
外せない要素である「ペルソナ理解」ですが、




今回はブログの中で、私の世代である「Y世代」の特徴を
お伝えできればと思います。




ちなみに各世代の誕生年は下記です。


① X世代(1965~1980)
② Y世代(1980~1995)
③ Z世代(1995~)


人間の価値観の根源は青春時代に形成されると聞きますが、


各世代の青春時代の出来事を掘っていけば、
価値観のアウトラインは見えてくるかと思います。




「Y世代」の青春時代のキーワードですが、



「失われた20年によるコスト重視主義」

まずY世代の親は仕事全盛期がバブル崩壊期ですので、
親の事業が倒産するなどが多く、
失われた20年がそのまま青春時代で、裕福な家庭が少なかったように感じます。


経済はデフレ真っ只中。激安ハンバーガー、吉野家の価格崩壊
180円ラーメン、100円ショップなど
安いものが正義。といった背景の中でコスト意識がかなり芽生えた時代です。




「携帯電話の普及による価値観の多様化」

そして中学校で携帯電話が普及し、
高校時代にSNSの始まりといっても過言ではない「mixi」というSNSの普及が起こりました。
(その後はtwitterやfacebookなどに移行)


つまり部活動や同じクラスといったコミュニティ以外の
グルーピングが急速に起こった時代です。
それにより、趣味や価値観で繋がる時代が到来しました。




それも踏まえて‥本題ですが、


私の場合は上司はX世代、私はY世代、部下はZ世代で、
どの世代とも接することがあるのですが、



社内観察をしていると、
各世代の興味深い働き方の違いがあります。


それは、
分からないことがあったときの「対処方法」です。




例えば、
「エクセルで各行の住所から郵便番号を自動で出したい」


という場合の各世代の行動の違いを例に取ります。




X世代 「”出来るかどうか”を人に聞く」
Y世代 「やり方をgoogleで検索」
Z世代 「やり方をgoogleやsiri、またはSNSで検索」



こんなイメージです。

(当てはまりますでしょうか?)



ちなみに私の場合、上記の質問であれば
googleの検索窓に

「エクセル 郵便番号 自動」



と入力してエンターキーを押すだけで30秒で回答にたどり着く
ことはY世代であればご存じだと思います。




Y世代(笹川や中植)を見て頂くと分かるのですが、
Y世代は私も含め一番google検索の凄さを知っている世代だと思います。
(2chのググれカスという言葉が流行ったのもこの時期でしたが‥)




ではなぜ、検索方法が世代毎に差があるのか?ですが、


昔よくX世代の上司に「聞くのが一番早いのになぜ聞かないんだ?」
と怒られましたが、




各々が「自分の世代の行う対処法が一番早い対処法と思っているから」だと思います。



siriに聞くなどの音声検索に「本当に音声認識するのか?」といった
疑念が私自身あるのと同様に、



X世代はこのgoogle検索が解決してくれること自体に疑念を持っている方が多い印象です。




基本的なY世代の考え方は、
マイクロソフトがこの機能をエクセルに付けないはずはない。
googleがこの程度の質問に答えられないはずはない。



といった考えが根底にあり、


「この程度の質問は必ず解決できる」ということを
インターネット普及時代に身を持って知っているからこそ、


一番早い解決手段がgoogle検索と心底思っているのです。


一方Z世代も、検索は得意なのですが、
検索パターンが多様化されたので、一部googleでの検索慣れしていない人も多い印象です。





いかがでしょうか?





今回は「分からないことがあったときの対処法」に関する世代間の違いを
例に挙げましたが、



それ以外にも世代間の価値観は
あらゆる事象で全く異なっているかと思いますので



そこをある程度寄り添って理解することで、
見える世界が少し広がるのではないでしょうか?





では。


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