芸術は長く、人生は短し
こんにちは
ラスト・コンパスの砂古です。
坂本龍一氏の訃報をきいた4月2日。
仕事終わりにニュース速報を聞き
割と大きめの声で「えっ」と声が出て、
その場で体の力が抜けて床に座り込みました。
坂本龍一氏の根強いファンにはとても面と向かって言えませんが、
私もファンの一人として応援しており、坂本氏の曲を練習した時期があったので
訃報を聞いたときはかなりショックを受けました。
人生で初めて坂本氏の「energy flow」と「戦場のメリークリスマス」を聞いたとき、
不思議な音の並びだな、と思ったことが印象に残っています。
ですが、繰り返し聞いていると、その曲の中に宿る熱い想いに魅力を感じ、
「私も弾きたい!」と思って楽譜を印刷しにコンビニに走ったことを今でも覚えています。
意外と難しい曲で苦戦し、一度は嫌になった時期がありましたが、
ピアノがあればもう一度弾きたいなと思っています。
「芸術は長く、人生は短し」
芸術作品を完成させるには、
人生はあまりにも短すぎる。
また、その人の人生が終わっても、
その人が生み出した芸術は生き続ける。
後者の意味でよく使われていますが、
実は前者の意味もあったりします。
個人的には、写真活動をしている1クリエイターとしては
前者の意味はすごく好きです。
「芸術」とは言っていますが、
この言葉は芸術に限らず、他の事にも言える話ですよね。
仕事であれなんであれ、
自分の成したことは何かにつながって残っていく。
たとえ自分が有名人でなくても、
成し遂げたことが歴史的偉業でなくても
自分が生きて残したことはつながっていく。
まだまだ毎日勉強中の身ですが、
そんなことを考えながら、
今、自分にできることはなんなのか
一つひとつ向き合いながらこなしたいなと思います。
チラシの作成など、自分の好きにしていい仕事の時は
何より楽しい時間に感じています。
そして、誰に見られても恥ずかしくない意味のあるものを作成していかなければと、
それだけは守っていきたいところです。
さて、今週も一つひとつ
自分に出来ることをこなしていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
砂古