ラストコンパスは何をしている会社ですか？

代表の伊藤です。
先日10歳になる息子からこんなことを聞かれました。

「パパの会社は何をしてる会社なの？」

実はこれ5回目です。
説明してもわからないんでしょうね。
息子の理解力が無いからではなく、
この質問、友人に聞かれても説明するのが難しい「コンサル業界あるある」です。

友人に話しても理解を得られない仕事ですから
当社に応募する学生さんもきっとわからないのではないでしょうか。

3月4月は新卒採用の時期でもありますので
学生の方に向けて今一度、私たちのことを知っていただきたいと思います。

①何をしている会社か？

まず、私たちは住宅会社専門のコンサルティング会社です。

住宅経営にはびこる様々な課題を
解決していくのが我々のお仕事になります。

住宅フランチャイズの本部：シンプルノート（商品名）
人材採用・人材育成コンサル：ポテンシャル
人事評価制度作成コンサルティング：ロジカルテ
Instagramコンサル：Q－AUTO
TikTokコンサル：promo
コスト交渉コンサルティング：Leverage
中古再販コンサルティング：リノセル

②市場は小さいか？

「住宅会社に特化している」と聞くと何やら
「狭い業界で仕事をしている」
と思う方も多いのではないでしょうか。

確かに、いろんな業界に跨ったお仕事ではありません。
しかし、市場が小さいかといわれると
そんなことはありません。

我々がターゲットとする業界は、
建築・不動産業になります。
市場規模は30兆円を超え、業界でいうと
IT業界の2倍、アパレル業界の5倍、ゲーム業界の6倍あります。

政府が経済施策を打つうえでも公共事業や住宅ローン減税という形で
経済を後押しします。アパレルや飲食にはそういった国からの支援はありませんよね。
これは建築・不動産業界が経済に及ぼす影響が大きいからになります。

③得られるスキルが限定的なのでは？

業界が絞られると得られるスキルも業界に限ったものになるのでは？
と思う方もいるかもしれません。
例えば、人材紹介会社やwebマーケティング会社は
採用において私たちの競合になりやすい会社です。

彼らの良い点は、人材採用やwebマーケという商品をもって
「様々な業界に提案できること」になります。
私たちにとってはまったくもって羨ましい商売です(笑)
だた（会社によってですが）よくない点もあります。
それは、

「いろんな業界に跨れる（またがれる）が、
精通したスキルはwebだけ（若しくは人材だけ）」

というものです。
いろんな業界に顔を出しているだけで、
10年間やっても、対応できるスキルはweb関連だけ。。。

業界が広いことと「幅広いスキルが身に付く」とは
違うということですね。

私たちは、①にあるように様々な戦略を扱うため
web・人材はもちろん、営業・SNS・不動産・流通と様々なスキルが
横断的に身に付きます。

勿論、日本経済の先行きは少子高齢化に伴い
住宅市場に限らず縮小傾向にありますから、
建築業界だけでなく他業界や国外に目を向ける必要はあります。
私たちも近い将来、他業界へ参入するため
様々な商品を仕込んでいるところです。

④大手企業と中小企業の違い

創業当時はスタッフがおりませんでしたので
全員で営業し、全員で集客し、全員でサポートをし、全員で経理をしていました。
しかし、少しずつ人数が増えてきて、現在は
営業部・企画部・広報部・事務部と４つの部署があります。

このように、会社の規模が大きくなるほど部署はドンドン増えていきます。
当然ですよね。仕事量が多くなるので、経理なら経理、営業なら営業のみに
特化した方が効率が良くなるからです。
そうなると、大手は営業だけでも10課ほどになり、
より専門的になります。

専門的になると専門知識が身に付くという利点はあるものの
30歳になって転職をしたとき、
ごく限られてた能力しかない人材になってしまいます。

一方で、
私たちはまだ20名程度の中小企業になります。
良くも悪くも一つの仕事を5年続けるというようなことはまずありえません。
会社の成長とともに、一人の人材がいくつかの能力を同時に身に着けていただくことになります。

30歳になったとき幅広い知識やスキルを持った、
様々な状況に対応できる人材が育つ、、と自負しています。

何やら企業アピールみたいになってしまいました。
4月になれば就職活動も第4コーナーに差し掛かります。
昨年は約350名の応募があり、その中から3名の新卒が採用になりました。

今年は去年の夏より企業インターンを開催し、順調に採用が進んでいます。
私たちも最終コーナー、気合を入れて採用活動に取り組みたいと思います。