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コーヒーチェーンから学ぶ

 

皆さま、こんにちは

 

2月に入り寒さが落ち着いてきたかと思えば、花粉症の兆候が出てきている宮尾です。

先日、突発的に京都観光がしたくなり清水寺や八坂神社など京都の名所を巡ってきました。

 

京都に住んでいるので世界的に有名な観光地でもあまり目がいかなかったが本音でした。

しかし、改めて訪れてみると風情があり、パンフレットを見るだけで知的になった気がします。(気持ちだけ)

 

代表的な観光地もそうですが、少し変わったところにも行きました。

それが今回のテーマにもある「スターバックスコーヒー」です。

「スタバ」と略称で親しみのある世界的なコーヒーチェーンですが、

清水寺近くにあるスタバが非常にユニークで築100年の日本家屋にスタバを作って展開しています。

 

 

(スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店)

 

京都のイメージをスタバと融合させてお茶屋さんの中でコーヒーを楽しむという

新しいプロモーションを展開しています。

ちなみに世界で1店舗だけなので気になる方はぜひ行ってみてください。

 

外国人観光客の多い京都で馴染みのあるコーヒーと京都の特性を活かした建物。

非常にマーケティングが上手いなと思いました。

 

スタバのマーケティングにはブレない4つのPがあるのをご存じですか?

 

  • Product(商品)

スタバでは提携しているコーヒー農園があり、扱えるのはスタバのみ

品質もアラビカ種を使いこだわっています。

また抹茶ラテなど地域、国柄に合った商品展開で飽きさせない工夫をしています。

 

  • Price(値段)

レギュラーコーヒーでも1300円程度と喫茶店より安くコンビニより少し高い価格設定をしています。

他店などと比べると少し高く感じてしまうこともありますが、購入してしまうのはこの絶妙な価格設定にあるのかもしれません。

 

  • Place(場所)

展開する店舗の場所です。

今回のように観光客、人が集まる場所、住民の特性を分析し店舗展開をしています。

 

  • Promotion(宣伝)

スターバックスはCMや広告を打たなくても顧客が増え続けています。

主な集客媒体はSNSWebです。口コミだけでコアなファンを作り続け

商品の魅力だけではなく店の雰囲気、店員の接客対応なども工夫することで新たなリピーターを増やし続けています。

実際にドライな対応の多い欧米諸国でもスタバだけは全店舗フレンドリーな印象があります。

 

コーヒーチェーンという競合が多い業界でも細分化し個々のマーケティングを差別化してうまくいっているのを見ると

ビジネスがいかに深いかを再認識させられます。

 

ラストコンパスでも差別化戦略を軸に展開をしていますが、それを扱う私も工夫をしてコンサルティングをしないと

上手く作用しないのだと改めて感じました。

 

私自身の差別化を目標に掲げ磨き上げていこうと思います。

 

長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

 

それではまた

 

宮尾

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