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一流選手のメンタリティに学ぶ(後編)

スポーツにおいてもビジネスにおいても、

成功者には共通して、勝者のメンタリティが存在します。

 

今回はアメリカのプロバスケットボールリーグ、

NBAのスーパースターを例に挙げていきます。

 

ご存知の通り、

NBAはバスケットボール界の最高峰です。

 

最近では、

田臥選手に次いで渡辺雄太選手がNBAに入り、注目を浴びています。

日本のレベルも世界に通用すると言える日は近いかもしれません。

 

NBAは世界中のバスケットボールプレイヤー達が目指しております。

そのコートに立てるだけでも素晴らしいことですが、

その猛者たちの中でさらに際立つ成果を出すプレイヤーはどのようなメンタリティを持っているのでしょうか。

 

2017年に世界中のファンに惜しまれながらも

引退したスーパースターがいます。

 

世界中にバスケットボールブームを引き起こした、

あのマイケル・ジョーダンの後継者と言われているコービー・ブライアントです。

 

余談ですが、コービーのスペルはKOBEです。

神戸牛好きの両親が神戸(KOBE)からつけた名前だそうです。

 

彼は、NBAで20年間に渡ってリーグでプレーし、

その間に5回の優勝、オールスター18回選出、1ゲーム81得点

など数々の偉業を成し遂げてきました。

 

通算得点も歴代3位で、

マイケル・ジョーダンを上回っています。

 

歴代最高プレイヤーの意味を持つ

GOAT(Greatest of all time)の

候補の一人にも挙げられる選手です。

 

そのコービーですが、

NBA歴代1位の記録があります。

 

その記録とは、

失敗したシュートの数です。

 

このスーパースターは、

過去に誰よりも多くのシュートを失敗してきたのです。

 

この記録を不名誉な記録と捉える人も少なくありません。

 

しかしこの記録に対して、

あるインタビューでコービーはこのように答えています。

 

「それだけ多くのチャレンジをしてきたことを誇りに思う。」

 

誰よりも多くの失敗をしてきました。

しかしその失敗がなければ、

上記に挙げたような歴史に残るような偉大な成果を上げることはできなかったのです。

 

もちろん、コービーが人一倍負けず嫌いで、

NBA随一の努力家だったことを忘れてはいけません。

 

失敗して終わりでなく、

その反省をや改善を行い続けてきたからこそ、

失敗が次の成功の種となってきたのです。

 

物事に果敢に挑戦し、

勝ち負けを繰り返し

その度に振り返り、

より成果を上げるための改善を行う。

 

これが、彼が多くのファンを魅了し、

偉大な成果を出し続けてきた秘訣ではないでしょうか。

 

成長や成功は、

多くの挑戦をし続けてきた人だけに与えられる特権だと思います。

 

最後に、

コービー・ブライアントが憧れ、追い続けてきたマイケルジョーダンの名言を。

 

「私は過去に9000本以上のシュートを外し、300試合に敗れた。

決勝シュートを任されて26回も外した。

人生で多くの失敗をしてきた。だから成功したんだ。

 

10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。

次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本になるかもしれない。」

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

後藤

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