2022年を振り返って
こんにちは
ラスト・コンパスの髙井です。
2022年も残り数日で終わり、2023年に突入しますね。
弊社も明日から1月3日まで年末年始休暇となりますので、私もゆっくり休みつつ
2023年に向けての準備をしたいと思います。
私はこの1年間でラスト・コンパスの原価管理コンサル”Leverage”を通じて、
ありがたいことに、たくさんの会社様とお話しさせていただく機会が増えました。
2021年4月頃から始まったウッドショックを皮切りに、
アイアンショック、メーカーの値上げなどがありましたが、
2022年は毎月毎月資材の値上げのニュースを見ていた気がします。
そんな状況の中、建築資材が高騰していることで、利益が逼迫されている会社が多く、
なかなか、利益を残すことができず、増収減益や減収減益になってしまった
会社様もやはり2021年と比較すると、かなり増えている印象です。
あるデータによると、
2022年で新築工事の原価の値上がり率の統計では
20%以上値上がりした会社が47.1%
10〜19%値上がりした会社が40.2%と
約9割以上の会社が10%以上の値上げをしていることがわかります。
つまりもともとの原価1500万円であれば、
ほとんどの会社が少なくても、原価が150万円程値上がりし、
50%程の会社は300万円くらい値上がりしたということですね。
販売単価に直すと、200万~400万程度上げている会社が多いのではないかと思います。
また、業種別での値上がり率を見ると、
1位→木材(構造材・羽柄材・造作材・合板)
2位→金属屋根材(ガルバリウム鋼板)
3位→サッシ
となっております。
ちなみに、木材に関しては、40%以上の会社が1.5倍以上に金額を上げているそうです。
2023年4月にLIXILさんが値上げを行うという発表がありましたので、
2023年以降もメーカーを筆頭に資材の高騰は止まらないと思います。
お客様の予算は上がらない、住宅ローンの金利が上がる、光熱費や食料品の値上げ、
などと住宅会社にとって2023年は厳しい状況になるかもしれません。
ただその中で、自社の原価を見直し、きちんと原価管理をされている会社が2023年以降は
強い会社として成長していくのではないかと私は感じております。
弊社は年明けに「2023年に向けての原価管理に関する取り組み」についての
勉強会を開催しておりますので、会社の利益を守るために一度ご参加していただければと思います。
興味ある方は下記URLを一度クリックし確認してみてください。
https://lastcompass.co.jp/service/leverage
最後に、今年1年間、本当にありがとうございました。
2023年も、何卒、よろしくお願いいたします。
P.S.
プライベートでの今年1番の出来事は、結婚したことです。
ということで、
2023年は公私ともに邁進していきたいと思います。
それでは