完成は停滞を生み、未完成は成長をつくる
みなさん、こんにちは!
ラストコンパスの笹川です。
先週末に、「光の饗宴」というイベントに足を運びました。
大阪市役所周辺でイルミネーションやプロジェクションマッピング、屋台、その他アート作品などが多数催されて、誰でも無料で観覧できるというものです。
大変人気で今年は大盛況でした。
しかし、開催初年度の2013年は展示物のクオリティも低く各方面から批判を浴びていたようです。
そこから失敗を重ねながら今年を迎えているわけですが、満足度も高く、もう一度くらい行ってもいいと思ってます。
光の饗宴 公式サイト
明日はクリスマスイブですので、いける人は行ってみてください。
さて、今回は失敗に対する向き合い方を元・野球選手イチローの言葉を借りて考えてみます。一般的には失敗はもちろん苦い経験であり何回も経験したくない、だから誰しもが次のステップに足踏みするものと思います。
では、イチローはどのように数千数万の失敗を乗り越えてきたのでしょうか。
「努力と同じくらい失敗の数を大事にする」
野球は失敗のスポーツといわれています。
打者の場合は3割打てればいい選手となりますが、それは裏を返せば7割は失敗しているということになります。つまり、失敗をいかに成功につなげるかでその打者の価値は決まるといえます。イチローの場合、メジャーという大舞台に約19年も身を置きながら、その間の打率平均は3.1割と成績を残しています。失敗の数が多ければ多いほど、その人物の年輪は太く多くなっていく。何かにチャレンジしなければ失敗はないわけなので、チャレンジすることを大切にしたいところです。
「できたことはすぐ忘れ、できないことを喜ぶ」
では、挑戦すれば失敗か成功で終わるわけですが、イチローの場合は成功した際に必要以上に喜ばないことを大切にしています。
なぜか。
完成(満足)は停滞を生み、未完成(不満足)は成長をつくるという哲学を持っているからです。
つまり、完成したという満足感に意識が向きすぎるとそれ以上の向上/改善は生まれず、逆に不満足の部分をあぶりだすことでその次のレベルアップにつながるということです。
このように、自身の行動哲学を徹底して構築することで、イチローの場合は失敗を糧に成功を継続させてきました。
私自身も公私においてそういった姿勢は身に着けながら成長につなげていければと思います。
それでは、失礼します。
笹川
<参考サイト>