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プライベートと仕事を分けない

「プライベートと仕事を分けない」

 

代表の伊藤です。

近年「ライフワークバランス」

という、言葉が定着化しており、

如何にプライベートと仕事を両立させるか?

むしろ、世間では

「プライベートを如何に重視出来るか?」

というニュアンスで聞こえることすらあります。

 

しかし、思い切り時代に反しているようですが、

私はこのライフワークバランス、という捉え方に少し違和感を感じています。

 

今まで恐らく2000を超える経営者と出会っている中で

「この人はありえない実績を出し続けている」

と感じる経営者に限って、表題である

 

「プライベートと仕事を分けていない」

 

ケースが多く見られるからです。

これは何も経営者だけに限った特殊ケースではありません。

 

サラリーマン時代、同僚の中でも

優秀な人材は皆そうでした。

 

楽しく遊んでいるゴルフ中や

旅行中であってもお構いなし、

仕事の話ばかり・・・

 

巷のセミナーでは、

「仕事とプライベートは明確に分けましょう!」

と推奨しているところもあるようですが、

私個人としては

 

「おまえ大丈夫か?」

 

と感じざる終えません。

(そしてそれを推奨している人間は仕事も家庭も充実していないはず)

 

理由は明白です。

 

 

仕事が上手くいっていないのに、

プライベートだけが楽しいと感じることなどあるのでしょうか。

 

逆も然りです。

 

プライベートが上手くいっていないのに

仕事だけが楽しいことがあり得るのでしょうか。

 

むしろ、

 

 

仕事が上手く行けば家庭が潤う。

生活(家庭)の充実により仕事にもさらに身が入る。

 

 

と言った密接な関係の方がしっくりきます。

 

プライベートと仕事。これは切っても切りきれない、

コインの裏表に等しい関係があるのではないでしょうか。

 

その考えを元に私の哲学はこうなります。

 

「さっさと仕事をマスターしてしまえば

生活の充実が早くなる」

「生活の充実を最初から優先すると

逆に真の生活の充実は遠のく」

 

仕事を起点に考えた理屈屋の私っぽい考えで

従業員からは失笑の声が聞こえてきそうですが、

 

私はこれが正解だと思っています。

 

何故なら私が見てきた多くの経営者、優秀な勤め人は皆そうだったからです。

 

家庭を顧みず、

アホほど働く時期が最初にある。

一旦仕事が身につけばそ能力は決して逃げないため

誰からも必要とされ、

 

その力のお陰で安定して生活が潤う。

 

この構造を知らず、

能力もないのに、

仕事が終わったら、

「はい、定時なので帰ります」

的なプライベート先行主張型には一生、

 

「真の家庭の充実」

 

はきません。

なぜならば、仕事力が身についていないからです。

 

そういう人に限って、ダラダラダラダラ。

50代、60代になっても

対して仕事の能力も付いていないため、

後輩(仕事の)からは尊敬されず、

かといって家庭からも尊敬されず、

ただただ休んでいるだけで全く充実とは無縁のように感じます。

 

仕事から逃げると家庭の充実は遠のきます。

まずはさっさと仕事の能力を身につけてしまい

稼ぐ力をつけてしまうことだと思います。

 

そういっておきながら、当社には

ファミリー手当という新しい制度が作られています。

 

この手当の仕組みは、

 

・月に一度「家族と食事に行った場合」1万円分の費用を会社が負担する

・年に一度「家族と旅行に行った場合」5万円分の費用を会社が負担する。

その場合、有給とは別に特別休暇を2日支給する

 

といったものです。

 

わたしからのメッセージとしては

「さっさと結婚しよう」

「家族と最低月一回は外食しよう」

「家族と最低年1回は旅行にいこう」

ということです。

 

旅行に行かなかったらこの手当は出ません笑

家族がいなくても出ません笑

 

コンパスのメンバーは(珍しく)

離婚経験者がいません。

みんな長く家庭が続いています。

 

先に仕事力をつけてその力で家庭を充実させる

 

偏った考えですが実にしっくりきています。

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