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一流選手のメンタリティに学ぶ(前編)

メジャーリーグにて、

・シーズンの最多安打記録

・新人王とMVPのダブル受賞

・ゴールドグラブ賞10回

など、数えきれないほどの記録や記憶を残してくれた日本の誇りでもあるイチロー選手が、

3月21日、ついに引退しました。

 

イチロー選手の考え方や行動、発言に影響を受けた人は

世界中にたくさんいることでしょう。

 

ビジネスの世界においても、スポーツや

芸術の世界においても、

一流と呼ばれる人たちには共通することが多く、

その道の才能はもちろんですが、

成功者のメンタリティを持っていると感じます。

 

例えばイチロー選手でいえば、

小学校のころから夢が明確でした。

 

小学生男子の将来の夢と言えば、

定番なのはプロのスポーツ選手で、

いまはサッカーが人気ですね。

あとはユーチューバーが人気のようです。

 

イチロー選手はというと、

他の小学生と同じようにプロのスポーツ選手になることには変わりないのですが、

単純に「プロ野球選手になりたい」ではなく、

・将来の夢は一流のプロ野球選手になること

・中学、高校で全国大会に出て活躍すること

・中日ドラゴンズか西武ライオンズに入団する

・契約金は1億円以上が目標

・一流の選手になったらお世話になった人に招待券を配って応援してもらう

と非常に具体的です。

 

そして

イチロー選手に肩を並べるほど、いま世界で注目を浴びている

大谷選手も同様に、大学生のころに書いた目標達成シートが有名です。

 

   大谷選手の目標達成シート

 

この2人の選手には共通していることが2つあります。

 

1つは目標が「なりたい」ではないこと。

なると決めています。

 

なれたらいいな、ではなく、

なる、ならなければならない

というように非常に強い意志を感じます。

 

そしてもうひとつは、

実現するための具体的な計画を立てていること。

 

実現するためには、

どのような中学生活や高校生活を送り、

どのようなことを達成しなければならないのか、実に明確です。

 

企業に置き換えるなら、

ビジョンが明確で、

その通りに進んでいけば実現可能な計画があるという状態です。

 

目標ないものに計画なし

計画ないものに実行なし

実行ないものに成果なし

 

スポーツでもビジネスでも一緒ですね。

 

次回は別のスポーツ(私の大好きなスポーツです)にて、

一流選手のメンタリティを紹介いたします。

 

後藤

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