環境に感謝する
いつもありがとうございます。
釜鳴(かまなる)です。
先日、夜間の定時制の学校に行っている生徒さん向けに
社会人としての体験談をお話する機会を頂き、40分ほどお話させて頂きました。
事の発端は、私の中学・高校時代からの友人であるY先生から依頼を受けたもので、
趣旨としては以下のようなものでした。
「外部講師から現在に至るまでの経緯、現在の仕事内容について、
社会人としての考え方などを聞くことで、生徒の人生観や職業観を育てる。」
というのが目的で、Y先生が企画したものでした。
当日のお話させて頂いた内容としては、
自己紹介にはじまり、
今までラストコンパスを含めて3社で仕事をしてきたので、それぞれでの体験談、
そして3つのメッセージという事で締めくくりました。
その3つのメッセージというのが、簡単にまとめると以下となります。
①労働の義務
→日本人は働かないといけない。
そしてバイトであれ働いてお金をもらう以上、責任がある
②やりがいのある仕事をする
→人生において半分以上の時間を費やすことにもなるのであれば、
やりがいのある仕事を見つけてほしい
③全力で生きる
→やりがいのある仕事と巡り合うためには、結局目の前にあることを全力で取り組んでいく姿勢が大事。
全力で取り組んだ結果として、自分のしている仕事が好きになり、“やりがい”に繋がる。
と、こんな話は、経営者の皆様にお伝えしても当然の話なのですが、
話ながら感じたのは、今年の新卒採用のときに企業説明会や先輩インタビューで話したことと、
雰囲気的には似ていると感じました。
ちなみに、上記のようなメッセージにしたのには理由があります。
それはY先生から、生徒の状況などを簡単に聞いていたからです。
定時制の学校に通っている理由は様々で、
進学するためという一般的な理由から、
金銭的に厳しく自分も日中は働かないといけないから、
引きこもりの時期があり不登校だったから、
ふらふらと遊んでいてやりたい事もないがとりあえず通っているだけ。
など様々でした。
ただ1つ共通して興味のあるテーマは、
みんな「お金」には興味はあるとの事でしたので、そこにも繋がるようにお話させて頂いた次第です。
Y先生から、いつもの授業では反応が薄いとか、
40分も話は聞いていられない生徒が多いなどと言われていたので無反応かと思いましたが、
みんな非常に良い反応で、学生さんも先生方にも喜んで頂けたようなので、お役目を果たせてよかったです!
人には色んな人生がありますが、
若くして苦労している人もたくさんいるので、
自分自身の置かれている環境に感謝しないといけないと改めて痛感しました。
そして、自分自身で道を切り開いていくことはできると思うので、
今回のご縁がなにかのキッカケになればと願っている次第です。
ちなみに、実は私も教員も目指していた時期もあり、保健体育の教員免許は持っております。
結果として教員の道には進みませんでしたが、学生の教育にほんの一部携わることができて嬉しく思います。
このブログを読んで頂いている方に向けたメッセージとしては、趣旨がずれてしまう内容でしたが、
貴重な体験をさせて頂いたのでご紹介をさせて頂きました。
釜鳴