採用に満足している会社が行っていること
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
現在、高齢化が進む日本ですが、社員の高齢化も問題になってきています。
そこで若い人材を採用しようと動き出す中で、苦戦している会社も少なくありません。
大手採用会社の2021年度の採用状況の調査結果からみると、規模が小さくなるほど採用が困難であるというデータがありました。
一見、会社の規模で求職者が選んでいるようにも見えますが、私の考えはそうではありません。
規模の大きい会社ほど、求職者にとって魅力的な採用条件が整っているからだと私は考えます。
「いやいや、それって規模で選んでいるのと一緒じゃないか」という声が聞こえてきそうですが、今一度「魅力的な採用条件」とは何かを考えてみたいと思います。
採用がうまくいったと感じている会社が取り組んだことベスト3
- 働き方改革の推進
- WEB面接
- 人事制度の見直し
1. 働き方改革の推進
コロナ禍になった影響で働き方も大きく変わりました。今までは会社に行くのが当たり前だったのが、リモートワークをせざるをえない状況になりました。リモートワークに抵抗があった会社も、続けていくうちに問題なく仕事ができることがわかり、コロナの状況が落ち着きつつある今でも継続している会社もあります。
このことで、働き方の一つにリモートワークが追加され、在宅でも働くことができる選択肢が生まれました。子育て中の方はもちろん、会社の所在地に関係なく採用することが可能になり、採用の母集団が増え、採用しやすくなったのだと思われます。
2.WEB面接
これも同じく、コロナの影響とも言えますが、WEBでのやり取りが増え、対面式が当たり前だった採用面接もWEBが増えています。
求職者からすれば、何時間もかけて入社するかどうかわからない会社に面接に行き、1時間にも満たない面接を受けるというのは、非効率と考える方もいます。
また、このご時世で、WEBに対応していないような会社はどうなのか?という考え方が広まりつつあるようにも感じます。
3.人事制度の見直し
中途採用をしている上で、前職を辞めた理由を聞くと「評価に不満があった」というのを聞きます。詳しく聞くと、年功序列やキャリアビジョン(昇給、昇進、昇格)が不明確であったことがあげられていました。
成長と成果に前向きな人材ほど、評価を求める傾向にあるため、人事制度を整えることは優秀な人材を獲得していくためには必要な時代が来ているのではと思います。
上記の3つの項目ですが、取り入れる上で会社の規模は関係ないのではと考えます。
共通していることは、今までのやり方から変化させているというところです。
今までのやり方から脱却するには労力がかかりますが、その労力を惜しみ、変化しなければ採用できず、会社の高齢化は進むばかりです。
ラストコンパスでは、社内制度の見直しを幅広くサポートしております。
ご相談や最新事例などにご興味のある方はお気軽にご相談ください。
それでは。