いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。
建築業界では女性の経営者とあまりお会いした事がございません。
何千何万という経営者とお会いしてきましたが女性の経営者は今までで５名しかおりません。それぐらい建築業界は男性が中心なのか女性が働きにくいか一概には言えませんが女性経営者が少ないのは事実です。

先週に私の実家（桑名市）がある三重県に本社（津市）があるあずきバーなどで有名な井村屋グループが４月１日付で中島伸子氏が新社長に就く人事を発表されましたのでふと女性の経営者は今まで振り返って何名だったかなと思い数えてみたら５名だけでした。
ちなみに１８９６年の創業以来初めて女性のトップ就任だそうです。
中島氏はメディアでアルバイトから、３人の子供を育てつつキャリアを重ねたということで良く取り上げられていたのでご存知の方も多いと思います。

アルバイトから社長って夢がありますよね。ブックオフの元社長も女性でアルバイトから社長という事で以前は取り上げられてましたね。
最近では女性の経営者の活躍が目覚ましいです。
日本マクドナルドのカサノバ氏、ディー・エヌ・エーの南場氏などが有名ですよね。
違う意味の有名な大塚家具の大塚氏もいますが・・・

井村屋の肉まんが好きなのもありますが非常に注目してしまいます。

建築業界でも女性の経営者が増えて活躍すると面白いのではと個人的に思っております。
ただ建築業界では肩書は経営者ではありませんが実質は影の経営者が、女性（奥様）が多いのは内緒です(笑)

建築業界だけでなく女性の雇用、育成は必須だと思います。

そんなのわかっているよ！優秀な女性をどう採用したらよい？など聞かれるケースがあります。

「具体的にどういう方ですか？」
「社内に公平な評価制度はありますか？」
「社内で事業計画書を共有してますか？」

の３点は必ず聞いてます。

なぜか？
「具体的にどういう方ですか？」
明るくて真面目で成果を出す女性！

「社内に公平な評価制度はありますか？」
何となく自分自身（経営者）が決めている。

「社内で事業計画書を共有していますか？」
事業計画書を共有していない。共有しているが１年のみ。

女性は男性よりも現実主義者が多いです。
具体的かつ誰でも見て納得でき公平な形がないと就業しません。
女性だけでなく男性でも同じです。
特に優秀な人材であればあるほど公平な評価制度がないと就業しません。
一旦就業したとしても続かないです。
例えばどうすれば課長になれるのか？と考えたとして社内に公平な評価制度がなければどうでしょうか？優秀であればあるほどそのような事は意識します。
自ら動き考える習性がある優秀な方は社内に公平な評価制度がなければ辞めます。
同じ立場になって考えて頂くとわかる事があると思います。
皆様の子供が働いていると考えた時に親として預けたい企業かどうかで考えるともっとわかるかもしれません。

他に見ていくと１年のみの事業計画書と５年の事業計画書
どちらの方が将来が見えるでしょうか？

明るくて真面目で成果を出す女性！
と抽象的な事で見つける事ができますか？もし人材紹介の会社のスタッフだったら具体的な会社と抽象的な会社だとどっちが紹介しやすいですか？

などなど考えてみると答えは出ると思います。

建築業界で女性の新卒採用が非常に上手にいっている魅力的な経営者の企業が昨年の業績や待遇だけでなく平均有給休暇取得日数を出していました。地元には伝統企業もありますが採用に苦戦しているとお聞きしましたがその企業は全く苦戦してないそうです。
平均有給休暇取得日数だけでないですが働き方改革に沿った掲載だなと感じました。
体感型の説明会＆選考会に少し工夫をしているからこそ上手にいっているのだと思います。

これから素敵な人材と出会える季節ですので少しでも参考にして頂ければ幸いです。