二律背反
大久保です。
私の好きな言葉で、「二律背反」という言葉があります。
「二律背反」の意味は「互いに矛盾するものが同じ値で同じ意味をもって存在すること」です。
私が中学生のとき好きだったあるアーティストが言っていた言葉があります。
「楽」と「楽しい」は両極端にある。「楽」を放棄しなければ「楽しい」は得れない。
当時、なるほど。
と思いました。
同じ「楽」という漢字を使用する言葉ですが、両極端に意味が存在する。
まさに二律背反だなと。
二律背反していることは、意外とたくさんあり、
目を凝らせば結構見えてきます。
なんとかその人に変わって欲しいと思うから
「厳しい」言葉で伝える「優しさ」
「好き」な人に自分の感情を分かって欲しいから
「嫌い」にまでなってしまう人間関係
表と裏の感情が紙一重になっていることに
少しでも気付けば、本質は少しづつ見えてくるのかなと思っています。
ふと、人生2つの分かれ道に立ったときに
ここぞというときに後悔しない選択をするためには、
「どちらが楽ではないか?」を基準に選択すれば、意外と後悔せずに
楽しい人生を送れるはずです。
それでは。