3倍当たる!キャッチコピーの作り方
広告を作成する際に
「良いキャッチコピーが思いつかない」
「よく見たらほかの広告のパクリで見栄えしない」
「そもそも以前の広告の使いまわし」
など、広告作成経験がある方は
鋭いキャッチコピーは意外に作成するのは難しいと
感じる方も多いと思います。
広告の反響率はオフラインの郵送広告であれば1000/1、
新聞折込チラシは5000/1ほど、
WEBでの広告であればインプレッションの100/1でクリック、100/1でリード獲得のような反響が一般的ですが、
あなたが正しいキャッチコピーの作り方をマスターすれば、
通常1000/1で反響のある広告は1000/3に。
10000/1のリード獲得型WEB広告は10000/3に。
つまり同じように広告宣伝費を掛けたときに売上は3倍になります。
そこでこの記事では広告作成歴7年、創出売上は10億以上
の私のこれまでの経験を基に、
3倍の成果を出すためのキャッチコピーを生み出す際に必要な
・キャッチコピーのセオリー
・アイデアの生み出し方
を誰でもわかるように解説していきたいと思います。
◆ 1STEP「 キャッチコピーのセオリー」
まず初めに、キャッチコピーのセオリーですが、
無作為に作成する前に「誰に対してのメッセージか?」を明確にしておきます。
それはなんか面倒!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
ここをサボっていては当たる広告は一生打てません‥。
なぜなら、
老若男女問わず誰に対してもに向けられたメールと、
あなただけに向けたラブレターであれば言うまでもなく後者を開封するからです。
私は住宅会社様向けにコンサルティング商材を販売するBtoBマーケティング
の経験が長いですので、
集めたい対象の設定は
・年間10棟を安定的に獲得していきたいと願う年間5棟前後の工務店
という一見するとニッチな層をターゲティングしていきました。
上記の会社様は多くの場合
・社内の業務のほとんどを自分(社長)でこなしており、忙しくて手が回らない。
という特徴があります。
ですので、少人数で安定的に売り上げを伸ばしている手法を聞きたい方に対して
のセミナー案内の告知文章を作成させて頂きました。
1. キャッチコピーは数字を入れよ。
一番目のセオリーは出来るだけ「数字を入れる」ということです。
なぜなら、抽象的な言葉よりも具体的な数字の方が、
印象に残りやすいからです。
今回私は「年間10棟工務店経営塾 average10.」という
キャッチコピーを作成しました。
上記のように、年間10棟の新築受注を切望する会社様に向けた
数字を込めたラブレターであることが見て取れます。
つまり、ある一定の層(例えば10棟以上行う住宅会社)の反響を序盤から捨て去ることで特定の対象に対してのみ強いメッセージを発信することが出来るのです。
次に、
2. 対象に「何それ?」と言わせろ。
です。
どういうことかと言うと、
ツッコミが入るキャッチコピーでなければ読み進めてもらえないからです。
マスメディアの常套手段ですが、
「造語」を作ることで対象にツッコミを入れさせて
気付けば馴染み深い言葉になっていることが良くあります。
例えば、初見で
・ウッドショック(何それ?)
・ブラック企業(どゆこと?)
・パワハラ(分かりそうで分からん!何や?)
上記のような心理誘導がキャッチコピーで行われているのです。
つまり、この2点のセオリーを抑えることが出来れば、
あなたの広告は間違いなくヒットします。
上記の私が作成した広告を例に取ると、
「average10.」これがセオリー2の「造語」の部分に当たるのです。
◆ 2STEP「アイデアの生み出し方」
さて次に「アイデアの生み出し方」ですが、
1番のセオリーだけでも効果のある広告を作成することは可能なのですが、
いかんせん、セオリーを使う以上は「差別化」まではいきません。
また、ただのヒットではなく、大ヒットさせなければ面白くありません。
そこでアイデアの生み出し方ですが、
私が毎回行う一番の手法は「連想ゲーム」です。
バナナといえば黄色い、
のような、AといえばBという方程式を作成します。
ちなみに「Average10.」のアベレージは平均という意味ですが、
「安定」を連想させるメタファーとなってます。
「アベレージ」といえば「平均」、「平均」と言えば「安定」。といったように
この連想部分が一番の「肝」なのです。
つまり、対象に対して強く向けられたメッセージであれば、
その「言葉に隠された裏のメッセージ」をそっと受け取るのです。
カラオケなどで
実はこの歌の歌詞は、恋愛ではなくて不倫のことを歌った歌詞なんだよ~
と、歌詞の裏のメッセージを説明する友人があなたの周りにもいらっしゃると思いますが、
それはその暗に込められたメッセージに気付いたときに
強いインスピレーションを受けることを意図した、
クリエイターが仕掛けたメタファーなのです。
◆ まとめ
いかがでしたでしょうか?
なんとなく当たるキャッチコピーの作り方が分かっていただいたかと思います。
実際この手法でキャッチコピーさえ作ることが出来れば
広告の90%は完成したも当然です。
それくらいキャッチコピーが重要なので、
もし広告を作成する際には
・キャッチコピーのセオリー
・アイデアの生み出し方
この2つの考え方を参考に頂ければ幸いです。
では。