真のニーズを知るための方法
皆様、こんにちはラストコンパスの宮尾です。
超大型台風が過ぎ、夜は肌寒くなる日々が増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私事ではありますが先日、三連休の間にいいアイデアを作るにはどのようなことを考えなければならないのかということを考えていました。
アイデアを生み出すプロセスとして、第一に顧客の新ニーズを知ることが重要です。
一番手っ取り早い方法がアンケートを活用して聞き出す方法がありますが、アンケートだけでは
顧客の真ニーズ、隠れた潜在ニーズを聞き出すことはできません。
なぜなら、顧客は非常に凝り深く、真実を簡単にさらけ出すことはしてくれません。
これは一例ですが、マクドナルドが以前行った「お客様の声」アンケートの結果からヘルシー・健康志向の商品の必要性を感じて
発売し、サラダマックと呼ばれるハンバーガーが大コケしたという事例があります。
その後、メガマックや超高カロリーの健康とは真逆の商品が発売され低迷期から脱却しました。
このことから消費者はマクドナルドに対してヘルシーさを求めているわけではなかったのです。お客様の声は単なる願望であり、あればいいな程度の真のニーズではなかったのです。
真のニーズを引き出すためにはそれに伴うノウハウが必要です。
1 Why?
2 What?
3 How?
顧客がそうしてその商品やサービスを利用したいのか、顧客の置かれている状況や背景を聞き出すことが重要です。
それには何が必要なのか?どんなサービスを求めているのか?顧客が教えてくれない本当のニーズを引き出し、最後に新しいものの見方を提示して、サプライズを与えないといけません。
そうすると顧客は自発的に気づき真のニーズをさらけ出すことに繋がります。
最後に一番重要なことがタイミングであり、タイミングを間違ってしまうとどんなに質の高い商品、サービスであっても売れません。
顧客が強烈な痛みを伴うことに対する緩和がすぐに得られると思わないと、財布のひもを緩めることはありません。 つまり、緊急性が求められるということですね。
以上のことを踏まえた上でアイデアを考えだし、売れるものを作らなければならない。
時代の流れは速くニーズが変わるこの時代でいかに先回りして提案をしていくのか、改めて考えることがあったので書かせてもらいました。
また、次回のブログでお会いしましょう。