DAISOの凄み。
こんにちは。
ラスト・コンパスの髙井です。
最近のニュースで、くら寿司が10月1日より値上げを行い、
ついに100円寿司がなくなるとくら寿司株式会社の田中社長から発表がありました。
驚きましたね。
創業以来、100円+税だったものが今回税込で115円になるということです。
魚介類の値上げ、運送費、人件費のコスト上昇、及び円安で拍車がかかり
値上げをせざるを得ないということでしょうね。
こればかりは仕方ないですね。
このニュースを読んでふと、DAISOやseriaの100円ショップってどうなるのだろう? と思いました。
100均というワードがいつか消えてしまうのではないのかと思う次第です。
ただ、DAISOは100円商品を守るとニュースの記事には書いていましたので、
100均が無くならないことを信じるのみです。
では、このような状態でもDAISOが100円商品の値上げをしなくても大丈夫な理由を私なりに皆様にお伝えします。
1つは広告宣伝費が他企業と比べてほとんどかからないことです。
多くの企業の場合、
チラシやCMなどの宣伝に莫大な費用をかけますが、
100均は必要ありません。
チラシやCMをよく思い出していただくと、
スーパーの場合は特売や安売りの時にチラシ、
家電量販店の場合は安売りの時に
CMなどで宣伝しているのではないでしょうか?
100均はもともとが100円で売ることを強みにしているので、
特売や安売りをすることはありません。
つまり、チラシやCMで宣伝する必要がほとんどないということです。
また、100円で日用品を買えること自体が強みとなっており、
わざわざ宣伝しなくても、お客様が勝手に広めてくれるカラクリになっています。
「100円で買えるのにこんなに便利」みたいな投稿が最近ではSNSで出回っていますよね。
宣伝費をかけなくてもみんなに周知できる。素晴らしい戦略だと思います。
2つ目の理由は人件費を抑えることができるということです。
品出しやレジ打ち等の単純な業務が多いため、
ほとんどがアルバイトやパートで賄うことができるということです。
(実は、DAISOで働いている社員の94%がアルバイトやパートです。)
値段が変わることもないですし、値引きをする必要もありません。
売上等も算出しやすいため、人件費を抑えることが可能となります。
それ以外にも、色々とDAISOならではの戦略があるため興味があれば調べてみてください。
今回のブログで、伝えたかったことは、
業界や企業によってはコロナや原価の高騰などで苦しい状況に立たされているかもしれません。
その中でも、今できることを考え抜き、
そして考えたことをやりきることで、
このピンチをチャンスに変えることができるということを私は実感しました。
ラストコンパスもあと、半月で第6期に突入します。
私もDAISOのように考え抜きそしてやりきることで、
ラストコンパスを今よりも大きい会社にしていこうと思います。
今回のブログは私の決意で締めたいと思います。
それでは。