顧客満足度を上げるためには、まず〇〇〇満足度を…
2019年が始まってから1ヵ月が経ちました。
早いものですね~。
年々、1ヵ月や1年を早いと感じるようになってきました。
この、年を重ねるごとに時間の経過が早く感じる現象を、ジャネーの法則というらしいですね。
ただ、そんな法則は置いておいて(詳しくはネットで検索してみてください)、
時間が早く感じるのは年のせいではなく、毎日が充実しているからだと思うようにします!!
さて、今回は企業が重要視すべき一つの指数に関してお伝えしていきます。
経営をされている方であれば、会社の状態を表すために様々な指数を取り、
日ごろから状況把握の参考にしていると思います。
例えば、売上や利益率、経常利益などはその代表格だと思います。
これらがなくては会社は存続することができないので、非常に重要な指数です。
そしてもう一つ企業が長期に渡って存続するために必要な重要指数が
CS = 顧客満足度ではないでしょうか。
たとえ顧客満足度が低くても、営業力やネームバリューによって一時の成果を上げることはできるかもしれません。
しかし、長期に渡って売上や利益を保ち続けるためには、顧客満足度が高くなければ、非常に難しいものになるでしょう。
そこで、各企業は顧客満足度を高めるために、
サービスや商品力の強化、技術の向上など様々な取り組みをされていると思います。
しかし、顧客満足度を上げるために必要なのにもかかわらず、見落としてしまいがちな指数があります。
それは、、、
ES = 従業員満足度 です。
顧客満足度と従業員満足度、どちらも非常に重要な項目ですが、多くの方が顧客満足度を重要視しがちです。
顧客満足度を高めたいと思えば、同時に従業員満足度にも目を向けてみてください。
従業員とお客様は鏡です。
従業員が笑顔でなければ、お客様を笑顔にすることはできません。
同様に、
従業員が満足していなければ、お客様を満足させることはできません。
従業員が幸せでなければ、お客様を幸せにすることはできません。
従業員満足度が高くなれば、顧客満足度も自然と高くなっていくものです。
そして、従業員満足度を高めるためには、
給料を増やしたり、休みを増やしたりしなければ難しいと思われがちですが、
そんなことはありません。
会社の目指す方向性を明確にして、社長と社員が同じ方向を向く。
行動や成果に対して正当且つ公正な評価を行う。
社内を環境整備し、働きやすい環境を作る。
など、できることは数多くあります。
従業員満足度が上がることによって顧客満足度が上がり、
顧客の支持を得ることで会社の業績が上がり、
利益が出たことで社員の給与や待遇が良くなり、
その結果、従業員満足度がさらに上がる…
これが成長企業の善循環サイクルです。
参考になれば幸いです。
後藤