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ペンを使わない記憶術

大久保です。

 

あなたの周りに、
やたらと記憶力が良い人はいらっしゃいますでしょうか?

 

その人は、
かなり昔のことにも関わらず
クライアントの名前だけでなく、その日の天気や
どのような課題を抱えていたのかであったりとか、年齢や趣味まで記憶しているような方です。

 

意味があることもないことも
とりあえず全て記憶している人です。

 

その人はおそらくですが、

 

覚える能力が優れているのではなく、
忘れない能力が優れている人です。

 

 

さて、では

 

仕事をこなしたり、スキルを習得する、
または日常生活でも言えますが、

 

 

人の能力の中で、
そこそこ重要度が高いのは個人的に「記憶力」だと思っています。

 

 

そして「記憶」が苦手だ‥という方は
ぜひこの先をお読みください。

 

 

前述しましたが、
私の中で記憶力とは、”覚える力”ではなく、”忘れない力”だと思っています。

 

 

記憶力が高いと、
業務上PDCAを回す際に過去の経験則を大いに活用できるだけでなく、
学習効率が上がったり、データの在りかを探す手間が省けたりと
早く仕事を終えることができます。

 

 

私は、自分で言うのは何ですが、
記憶力はそこそこ良いほうだと思っています。

 

 

おそらく今メインで行っているコスト削減の「leverage」という
取り組みの内容に関しては、マニアックな内容含め、脳内の建築コストに関する記憶ワードはおそらく5000語を超えます。

 

 

それだけではなく、どの会社がどの仕様でどのファイルにどのデータが入っているかも
かなり詳細に記憶しています。

 

 

しかし、記憶力は先天的なものなのか?
といえば、私の場合そうではなく、ある一定の「思考のクセ」を
持ったことで飛躍的に記憶力が高まった出来事がありました。

 

 

その出来事は「受験勉強」です。

 

高校時代、
私は、恥ずかしながら通知表はボロボロ‥授業もまともに聞いたことのないような
高校生でしたが、
人生で初めて勉強を本気で行った期間がありました。それが大学受験でした。

 

 

はじめた理由は良い大学に入ると女の子にモテると思ったからです(笑)

 

 

とは言え、偏差値を1年間で20上げなければ
志望する大学に入れないので、
私が選んだ施策として、「覚えたことを忘れなければ合格できる」手法でした。

 

 

独学で行っていたため、
当時の受験勉強の本の中に書いてある語句を漏れなく覚えるという単純明快な手法を
採用しました。

 

 

用語集や教科書を10冊ほど、
全て覚えたのですが、
私の場合は、ペンもノートも一切使わない記憶法を使っていました。

 

 

そもそも”覚える”のではなく、”思い出す”記憶法です。

 

 

覚える気はその時点ではないので、
いったん2~3ページ用語集を読むだけです。

 

 

なので10分もあれば読み終わります。

 

 

少しだけ新しいことを記憶して、その日以前に記憶した項目を重点的に
”思い出して”いくのです。

 

 

時には自転車に乗りながら、
時にはベッドで横たわりながら、
時には朝起きたタイミングで‥

 

 

そうやって、忘れないことを軸に勉強していきました。

 

 

脳内世界で
ひたすら自分で問題を出し、
自分で答える作業です。

 

 

そして、更にここから次のステップとして
同じ系統の事柄を連続して思い出して
いくのです。

例えば、achive、 achive at、achivement、attain、attain to、
など、連想ゲームのように一日約30分くらい同一のつながりを思い出していきます。

 

 

これは英語→国語→社会にいくこともあれば、前日に覚えたことを
一斉に繋げて思い出していくこともあります。

 

 

ちなみに私は上記の連続性のあるものを次々に思い出す行為を
「チェーンメモリー」と呼んでいます。

 

 

同じ事柄ばかりやりすぎると夢の中でも思い出し作業が始まり、
寝ている時間で勉強している場合も稀にあります。

 

 

そんなこんなで、
結果はギリギリでしたが、合格。

ドラゴン桜ではないですが、
私の高校は卒業時の偏差値は40~45程度ですので、結果的に偏差値は全校生徒で3本の指に

 

 

つまり「チェーンメモリー」のおかけで、
受験に成功したといっても過言ではないです。

 

 

それ以降、
そのクセをかれこれ10年以上様々な事柄で
続けているのです。

 

以前に記憶した建築の知識、コンサルティングしたクライアントの状況、
数年前の仕事内容、本の内容、など、ふとしたタイミングで思い出し、
連続性のあるものもまとめて思い出します。

 

 

記憶力に自信がない方は
この学習法は結構おススメです。

 

さらにこれを”やりすぎる”と右脳の活性化が起こり、
脳内の別世界が徐々に研ぎ澄まされていきます。

 

朝目覚めたら、何かしらの新しいアイデアが天から舞い降りたりもしますし、
イメージの中で様々な選択肢を取った場合の架空のストーリーを展開することができます。

 

どんな広告デザインが当たる、どんな人の採用が相性が良いなどの
自分の身の回りの範囲であれば、未来予知のようなものも可能になってくるのです。

 

 

そんなことあり得ない‥と思う方もいらっしゃると思いますが、
当たりまくる競馬や競艇の予想屋も同じ原理で未来予想しているのです。

 

 

あなたが、もし
短期間で大量の記憶をしたい場合や、
イメージ力を鍛えたい方はぜひ上記をお試しください‥。

 

 

では。

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