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机上の空論スタイルと実践論スタイル

机上の空論スタイルと実践論スタイル

 

代表の伊藤です。

私事でありますがお盆中コロナに感染してしまいました涙

39度を超える高熱が連日続き、

咳が出過ぎで肺が痛いわ、

喉が擦り切れて血が出るわ、で散々でした。

 

39度超え5日目になると流石にうんざりし、

「全然聞いてる話とちゃうやんっ・・・!」

と泣きそうになりました。

 

皆さんはどうですか?

今コロナになっても重症化するリスクは少ない、

という認識ではないですか?

確かに医学的に軽傷なのでしょうが

なってみると私が知っている軽症と随分印象が違いましたけどね。

皆さんも気をつけてください。

しっかり苦しみます。

 

 

今回は、人材教育における

「机上の空論スタイルと実践論スタイル」

という内容で進めたいと思います。

 

机上の空論というのは、

「机の上で考えるだけの実際には役に立たない意見や議論」

のことです(goo辞書)

 

教育の現場において、

経営者(もしくは管理職)が机上の空論にどハマりして、

全く人材育成が進んでいない、、、

ということがよく見られます。

 

例えばOFFJTや社内研修。

人事部が筆頭に、あれこれ時間をかけて

教育するためのパワーポイントを作成します。

そして新人に熱弁します。

 

しかし、効果としては人事部の自己満がほとんどで

現場ではほとんど役に立ちません。

なぜでしょうか。

 

机上の空論が教わった後、

実務に入ると新人は先輩の金魚の糞になっているだけ

 

だからです。

これでは成長は望めません。

角度を変えて事例を出します。

 

コンパス工務店では毎年ビジネスマナー研修を行います。

講師はビジネスマナーを極めたと言われる秋岡係長。

教え方は非常に丁寧です。

 

しかし、いつまで経ってもそのコンパス工務店は

ビジネスマナーが2流です。

服はヨレヨレ、立ち方クネクネ、髪ボサボサ、

名刺交換では目が泳いでます。

なぜでしょうか・・・?

 

答えは、

「スタッフが研修を受講しただけで、

現場で実践したことがないから」

です。

 

補足ですが、私たちラストコンパスは

研修屋と言っていいくらいたくさんの研修を行なっております。

なので研修自体は有意義なものはたくさんあります。

 

しかし、そこに満足してしまう会社様が多いのも実態です。

教育において肝心なのは、

「なるべく早く実務で体感すること」

に尽きます。

 

実務が無いと本当の意味で

(危機感を持って)理解した、ということにならないのです。

 

例えば、商談の現場でもそうです。

商談前に先輩が後輩にあれこれ机上でトレーニングしてくれます。

でも実際商談が始まるとなかなか部下に実践させない。

理由は簡単です。

 

「なんでお前の教育のために、お客さまに迷惑をかけにゃならん」

 

と先輩は考えるからです。

一見ごもっとも。

でもそれは違います。

「本日は○○という入社1年の人間がご提案を進めますが、

上司である私がしっかりサポートをして参りますのでどうぞご安心ください」

と上司が客先に注釈入れればいいだけのことです。

それより、上司は人材をいかに育てるか、に目を向けるべきです。

 

任された新人は

背水の陣で最高のパフォーマンスを目指し

危機感を持って、ただただ努力してください。

当然ですが、大事な客先です。

失敗もまた大きな学びとなりますが

 

まあ、、、仮に失敗したら、、、

今後チャンスは減るでしょうね笑

学生じゃあるまいし当たり前です。

 

兎に角、

「教育が遅い会社では実践も遅い」

あくびが出るようです。

「実践が無い教育」というのは、なんというか、、、

カードゲームのルールを口で説明しているかのようで

説明の受け手側としては失礼ですが、、、

 

「全くピンとこない」

 

のが実態です。

 

そしてこの、実践論スタイルで重要なのは

「部下にやらせるならそこに必ず先輩社員が同席すること」

です。しっかり横でサポートしてあげてください。

そうでないとそれこそお客さまに迷惑をかけます。

56回も続ければ流石に仕事はできるようになっているはずです。

 

机上の空論では教育が進まない皆様、

ザクっと実践論スタイルにハンドルを切り替えてみてください。

杓子定規な教育より、いきなり現場投下、、、

の方が成長します。

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