こんにちは。
砂古です。
夏季休暇も終わり、アパレルショップでは秋服の販売が始まりましたね。
今年の秋に、私事ではありますがやってみたいことがあります。
それは、自分で着付けた着物で友人と着物の古着屋に行くことです。
今まで、振袖や袴を着せていただいたことはあったのですが、
着物を着た経験はありませんでした。
着物の着付けには昔から興味はあったのですが、
なにせ「軽く始める」ことができない分野で、始めたくてもなかなか始められませんでした。
着物や帯には格があり、バラバラのものを着るとマナー違反になったり恥をかいてしまったり、
着物と帯以外にも、腰紐、帯枕、帯揚げなど着付けに必要な小物が多く、知識がないと揃えられない、、
着付け教室は受講費が高く、購入を勧誘されることもある、、、
そもそも、着物自体、簡単に買えるような値段ではない、、、
といった形で、参入への障壁が高く、
自分だけの力では始めることができませんでした。
そこで、着物の仕立て屋での勤務経験があった高校からの友人に、
以前から着物に興味があることを声に出していたことがきっかけで、
着物を1着譲ってくれました。
「江戸小紋という着物で、普段着にするなら名古屋帯を付けたら良い」
と言われましたが、
着物の格について何も知らなかった私はさっぱりわからなかったのですが、
どういう意味か座学から教えてくれ、
その後着付けも教えてくれました。
そして、着物をもらったことを両親に伝えると、
曾祖母が着物の仕立て屋だったそうで、
着物や帯、その他もろもろ全部揃っていてタンスに眠っている、ということがわかりました。
その日を境に、仕事が終わり次第、YouTubeの着付け動画を見ながらほぼ毎日着付けの自主練しています。
一本踏み出すきっかけを作ってくれた友人
協力してくれた家族
動画や本などすぐに学べる環境
この三つが揃っていたため、参入のハードルが高い分野でも挑戦することができました。
そして、挑戦したいこと、興味のあることは積極的に声を出すことが重要であると感じました。
周囲に話していなかったら、未だに着物の世界を知ることはなかったと思います。
次は、私が、新たな事への挑戦に一本踏み出せずにいる人に、挑戦するきっかけを作れるようにしたいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
砂古