人間洞察
こんにちは
ラスト・コンパスの桑原です。
本日8月15日で、終戦から77年となります。
幼少期には、戦争に関する実体験を地元のおじいちゃん、おばあちゃんからよく聞きましたが、最近はそのような機会も無くなってしまいました。
戦争について考える貴重な機会だと思いますので、文献や資料を探して当時の方々の思いや状況を知る時間を作ってみようと思います。
話は変わりますが、私は普段生活をしている中で無意識にしてしまうことがあります。
それは、「人間観察」です。
電車に乗っている時や何気なく道を歩いている時には、気付いたら人の行動を目で追っています。
何が原因で人間観察をするようになったのかはわかりません。
単純にその人が何を考えているのかに興味があります(笑)
ある金曜日の夜11時30分
繁華街のすぐそばにある公園で
スーツ姿でごみ袋とトングを持ちごみ拾いをする
30代前半の男性。
、、、気になって仕方がありません。(笑)
朝の町内会活動で、みんなでゴミを拾う光景はよく見かけますが、こんな遅い時間にスーツ姿の男性一人でゴミ拾いをする姿は、これまで見たことがありませんでした。
いつもであれば遠目から見るだけで終わるのですが、私は意を決し、話しかけてみることにしました。
話を聞いてみると、その男性は公園の近くに住んでおり、ある日突然思い立ってゴミ拾いをやり始めたそうです。
なぜこんな遅い時間にやっているのかと聞くと、
「この時間は外でお酒を飲んでいる人も多くて、そんな中でゴミ拾いをしているとポイ捨てせずにきちんと持ち帰ってくれるんです。」とおっしゃっていました。
話しかけたことで、私の中の「なぜ?」のモヤモヤが解消されてすっきりしました。
この時は気になりすぎて声をかけましたが、普段は頭の中でその人の行動を分析して自分なりの「なぜ?」に対する回答を導き出しています。
私にとっては一つの趣味のようなものですが、この人間観察の習慣は仕事上で人と接する際にも活かせる力だと感じます。
相手が私に求めていることは何なのか。言葉の裏に隠されている本当の意図は何か。
このような「洞察力」を磨くためには、まずは人や物の変化に気づける「観察力」が必要です。
「言葉は噓をついても、行動は嘘をつけない」
他人の真意を見極めるのは難しいことではありますが、日々の「人間観察」の繰り返しで「人間洞察」ができる力を磨いていきたいと思います。
みなさんもぜひ人間観察してみてはいかがでしょうか。
それでは。
桑原