目標が高い理由
「目標が高い理由」
代表の伊藤です。
今回は提携先であるALLAGIの目標設定についてお話ししたいと思います。
ALLAGIの目標設定は毎年、
前期着地の120〜130%で組まれます。
今期着地が10億だとすれば
来期の目標が(130%で設定された場合)13億の売上ということです。
それを継続しますので5年後には37.1億の売上となり、
10年後は137.7億の売上げになります。
ALLAGIは目標「だけ」が高いのではなく、
この7年間決めた目標を毎年「全て達成」しています。
つまり口だけではなく、実行力が桁違いなわけです。
それが証拠に7年前の売上は18億でした。
現在は103億の売上です。
私たちの「ポテンシャル」というコンサルティング商品は
ALLAGIの人材開発ノウハウを紐解いたものになります。
そのポテンシャルをご検討いただく会社や加盟店様から
以前からこんな質問をよくお受けします。
「ALLAGIは何故あんなに目標を高くするのか?」
成長しないといけない、、というのはわかる。
しかし、何故「130%」なのか?
「105%」ではダメなのか?
ということですよね。
先月ALLAGIの谷上社長と話す機会がありこの辺を掘り下げて聞いてみました。
聞けばなるほど「奥が深い答え」でした。
「なぜ目標を高く設定しているのか?」
という点に関し、谷上社長の考え方を受け、
私なりの解釈を述べていきたいと思います。
最も重要な答えの一つは、
「変化を必要とする目標が130%である」
というものでした。
どういうことでしょうか。
105%の目標くらいなら
現状が変化しなくても小手先の頑張りでどうにかなる、、、
しかし、目標が130%になると、
根本的な考え方を変えたり、
新しいアイディア、
新しいチャレンジが必ず必要になる。
その新しい変化こそが、
企業に必要なこと、成長に必要な力である、
という考え方です。
うーん、、、
何とも強い考え方です。
二つ目の答えは、高い目標の方が
「良い人材が育つ」
というものです。
筋トレで例えるなら、目標が低いということは
去年、スクワット50回できた人間が、
今年、スクワット55回に設定するようなもので
「去年と実力あんま変わってないやん・・・」
ということですね笑!
今年、スクワット500回できるようになる!
という目標であれば、それを達成した暁には
「見た目が変わるほど成長」しますよね。
ちょっと例えが乱暴ですがそういうことです。
目標が高いのは、目標が低いのに比べ
負荷がガッツリかかりますのでその分
「筋肉質な人材が育つ」
ということです。
アイディアを出し、
新しい取り組みを実行し、
社員を教育し、
目標を達成したMGクラスや支店長クラスは
ビジネスマンとして一皮も二皮も剥け成長します。
最後に、3つ目の答えです。
「105%って、おもろないやん」
という話でした笑。
おもろいかどうかは価値観によって違いますが、
「志が高い人間は、志が高い会社に入社する」
という重たい言葉でした。
優秀な人材と共に働くためにも
目標を高くする必要がある、ということですね。
そして、これは私が個人的に感じたことですが
当の本人(谷上社長は)は、130%の目標をそもそも、
「高いともなんとも思っていない」
ようでした。
そもそも105%とかの目標で会社を運営したこと自体が無く、
130%の目標設定・負荷が当たり前、いわば日常のような感覚なんだと思います。
私たちラストコンパスは5期が終わろうとしています。
私たちは「安定」(安定という名の現状維持)に入ろうとした会社の多くが
衰退してきた事実を数多くみています。
今の時代、現状維持を一年続けただけで命取りです。
「挑戦」「変化」を習慣に。
強い気持ちで経営に臨みたいと思います。