採用における失敗は「採用できないこと」ではない
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
5月に入り、新卒採用をしている会社様は少し落ち着き始めている会社様もいるかと思います。
中途採用は時期を選びませんので、絶賛継続中の会社様も多いですが、
新卒・中途どちらにしても、採用とは会社にとって今後の命運を握る非常に重要なことです。
その上で、採用における一番の失敗があるとしたら、皆さんはどんなことだと考えますか?
おそらく、ほとんどの方がたくさんお金をかけたのに「採用できないこと」と考えるのではないでしょうか?
私たちの考えは「採用できないこと」ではありません。
一番の失敗は「採用してはいけない人材を採用すること」です。
人が足りない状況の中、なかなか人が集まらない地域であり、自社に入社したいと考える人が来たら、まず採用してしまう。
こういったことはよくあることだと思います。
しかしながら、もし採用した人材が、下記のような人材だったらどうでしょうか?
・会社の悪口を言う
・周囲の士気を下げるような発言ばかりする
・会社のルールを守らない
・社内外問わず問題を起こす
・せっかく教育しても独立してしまう
すべての条件が当てはまるような人材はなかなかいないとは思いますが、上記の一つでも当てはまろうものなら、採用しない方が良かったと感じると思います。
そういった人材が入社してしまうと、会社として辞めさせたくても、なかなか辞めさせることができません。
会社にとって採用すべきではない人を採用してしまうと、会社の売上や信用にも関わることもあります。
だから私たちは、採用における一番の失敗は「採用してはいけない人材を採用すること」なのです。
それでは、そういった失敗をしないために、面接のポイントを紹介したいと思います。
面接に来ている人は、受かろうと思ってきていますので、当然いいことをたくさん言います。自分に不利となるようなことを自分から言う人はほとんどいないでしょう。
なので、相手が言う「私は〇〇という人間です」というのは、話を半分くらいに聞いておかないといけません。
ではどこを見るのかというと、今までの行動と結果で判断して下さい。
例えば新卒であれば、「成長意欲があります!」という人がいるのであれば、学生生活の時にどんなことをしてきたのかを聞きます。
“自分を成長させるためにどんなことをしてきたのですか?”と質問してみます。
その時の回答が、実際の行動になっているのか、その結果どんな成果を得たのかを具体的に聞いてください。曖昧な回答が返ってくるようであれば、成長意欲はないと判断していいかと思います。
ひどい例を紹介すると、「本を読むのが好きです!」という学生がいた場合に、“最近読んだ本で、面白かった本を教えてください”と質問したところ、「最近忙しくて本を読めていません!」と言われたことがあります。
次に、中途採用であれば、退職歴と退職理由を確認してください。
確認した時に、
・退職回数が多いor在籍年数が少ない
・退職理由が他責
・退職理由が自社でも起こりうる
そういった場合は明らかにリスクのある人材ですので見送ることを推奨します。
実はそれ以外にも、採用に失敗しないための見極めのポイントがあります。
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※加盟店様は直接ご連絡頂ければ幸いです。
それでは