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『整備すべき事』

いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。

ゴールデンウィークといえば毎年ハウスメーカーを中心とした総合展示場にて様々な催し物を開催されております。コロナになってからは以前ほどの賑わいはないですが今年は行動制限がないゴールデンウィークでしたので総合展示場はどうなのかなと思いチラッと見にいきました。自分の住んでいるとある総合展示場に妻と行きました。

 

「空いている。。。」

 

昼過ぎに行きましたが、駐車場も、中も。。。

 

たまたま行ったタイミングが空いている時間帯だったのかわかりませんが空いていました。

各メーカーの展示場はたくさんのスタッフがおります。スタッフがいるという事は人件費がかかっております。もちろん広告も費用をかけております。

 

地場工務店様のゴールデンウィークは休まれている方が多いです。

勿論仕事をされている地場工務店様もあると思いますが、私が担当している地場工務店様でゴールデンウィークに仕事をしている方はおりませんでした。

 

地場工務店様がなぜゴールデンウィークは休まれている事が多いかと言うと、ゴールデンウィークはハウスメーカーなど大手が営業に力を注ぐのでそこにお客様が行かれて、メーカーで家を建てる方は建てます。

ただ地場工務店様は総合展示場に行かれてメーカーの家づくりに疑問を思った、メーカーの家では予算的に建てることができないなどのお客様が総合展示場に行かれた後に思ったお客様をターゲットにする方が楽に受注が獲得しやすいからあえて大手と同じ時期に展開しない方が多いのです。ズラして見学会などの告知をする。

 

しかしもし大手が苦戦をしていたら地場工務店様にも影響はでると思います。

 

ゴールデンウィーク後にとある200億以上の建材屋の経営者と打ち合わせさせて頂く予定があり今の状況の話をお聞きすると、メーカーが苦戦だけでなく地場工務店様も苦戦しているとの声を聞きました。

衝撃な内容もお聞きしましたがこの場ではお伝えできないので、私と話す機会があれば直接お伝え致します。

 

2022年は残り今月を入れても8カ月になりました。

今、社内整備をしていかないと淘汰されていく可能性が上がります。

 

自社で何を整備するのかを地場工務店様は考え行動にうつす時期に差し掛かっていると現場に出ていて感じます。

 

例えば今、地場工務店様が整備する項目とすれば4つかと思います。

1つ目は自社提供している住宅

「今提供している住宅はお客様、時代にあっているのか?」

2つ目は社内体制

「今までの採用、評価、育成の仕方で経営者が思っている業績を伸ばせるのか?」

3つ目は集客の仕方

「紹介だけでなく新規集客、新規でも折り込みやポスティングだけでなくSNSなど集客の変化に対応できているのか?」

4つ目は自社コスト

「仕入れが適正な金額で仕入れているのか、便乗値上げで仕入れているのかなどを把握できているのか?」

当然他にも整備する事はあるかもしれませんがこのような事は最低限していくべき事だと思います。

 

全て整備する事が大切かと思いますが、優先順位をつけるなら私は最初に地場工務店様には2つ目の社内体制を確認して頂いております。優先順位と言いますが平行して改善は全ての項目はしていくべきと思っております。

どれだけ良い住宅、集客、コストでも社内体制がしっかりしていないと住宅と同じで基礎がしっかりしていないといくら良い材料をつかっても欠陥住宅になってしまうのと同じだからです。

 

ゴールデンウィーク中に読んだ故野村克也氏(元プロ野球選手、元プロ野球監督)の著書にも記載してありますが、

 

《財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すは上》

 

現在のプロ野球の監督に野村チルドレンが何人いるか調べました。

12球団中5球団の監督をしております。

楽天石井監督、日本ハム新庄監督(BIG BOSS)、西武辻監督、ヤクルト監督(昨年日本1)、阪神矢野監督と野村チルドレンです。

肉体的には亡くなっておりますがプロ野球が存続するまでは語り継がれる方だと私は思っております。サッチーはとか言われ方もいますがあんな夫婦仲が良かったのは凄いと思っております。しかも子供達とも仲が良かったです。

仕事でも家庭でも人を残された方だと改めて著書を読んで感じました。

 

地場工務店の経営者もご自身の考え方を可視化できたら?

当然社内体制ができ更に成長できますよね?

 

混沌としている今こそ社内体制に力を注ぐ事が大切だと思います。

 

もちろん上記に記載した全ての項目を並行して整備をしていくべきかと思います。

 

今好調な地場工務店様ほど整備ができていますし、更に整備をしようとしております。

 

「整備して失敗したらどうするの?」

 

と思われた地場工務店経営者に野村氏の言葉をお伝えして終わりたいと思います。

 

《失敗と書いて成長と読む》

 

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