完璧は目指したいが、完璧にはなりたくない
「神がつくったものとしては人間は無常すぎ、不完全すぎる。
しかし自然が生んだとしたら、あまりに傑作すぎる」
作家の武者小路実篤は
「不完全な処(ところ)」を「だんだんとおぎなって完全なものにする」
人間の能力に驚嘆している。
限界に迫るアスリートのパフォーマンスにも厳しい訓練の裏付けがある。
ただ、あまりに完璧だと、超越した力が働いたような畏怖(いふ)の念を感じる。
野球の完全試合もその一つだろう。
運も味方にしなくては実現は難しい。
みなさま、こんにちは。
砂古です。
毎日新聞の余禄をよく読むのですが、
その中でも最近特に印象に残ってたものがあったので
記事の一部をご紹介させていただきました。
この記事を読んだとき、ふと
ラストコンパスの経営方針を思い出しました。
「100点のものはない」
すでに出来上がっているサービスを完成ととらえない。
さらによくするための改良を常に考える。
ここに書かれている「サービス」もそうですが、
自分たち人間も、常に改良を重ねて成長していきます。
人間は1つの無限のジグソーパズルに似ているなと思います。
成長するごとに、足りないピースが一つひとつ埋まっていきます。
新しい気付きがあったときは、他の人からピースをもらったり。
誰かに教えるときは、他の人にピースをシェアしたり。
間違えたときは、違うピースと入れ替えたり。
このジグソーパズルには完成はないと思います。
もし完成してしまった場合、
新たに学ぶ必要がなくなってしまうからです。
人は常に何かに気付き、何かを学んで完成に近づこうと努力しているため
たった20歳の野球選手による完全試合で感じた畏怖の念は
そういった理由からくるものなのかなと感じました。
私は、今月4月で社会人3年目に突入しました。
ラストコンパスでは、すでに入社してから半年が経ち
今では新しいことに沢山挑戦させてもらってます。
例えば、最近は
研修の運営練習をしています。
実際の研修の運営を任せられるには、
プレゼンのテストに合格しなければなりません。
例え研修のテストに合格して
実際に研修の運営を任されたとしても、
常に研修内容や自分のプレゼン姿勢を見直したりして
ブラッシュアップしていく意識は持ちたいと思っています。
完成することのないジグソーパズルを
出来る限り早く、広く、沢山の色を入れて
大きくしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
砂古