「育てたい!」&「育ちたい!」
こんにちは、ラストコンパスの釜鳴(かまなる)です。
新卒採用の第1期生を募集していることを以前のブログでもお伝えしましたが、
最近は週1〜2のペースで学生向けにWEB説明会を実施しております。
そこでラストコンパスの特徴を3つ説明しておりますが、
その1つの「教育方針」について触れています。
経営者の皆様は、教育の重要性は当然理解されていると思いますが、
現実的には優先順位が低くなってしまったり、
社内に教育の文化が根付いてなかったりするのではないでしょうか?
ラストコンパスでは教育の文化を根付かせるために、
先輩と後輩のそれぞれに向けたメッセージが用意されてあります。
~先輩編~
まずは一例をご覧ください。
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「人材育成を放棄しない」
教育は大変。大変なことが教育。
仕事の忙しさから、教育を放棄するのは能力不足
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伊藤らしいパンチ力のあるフレーズにまとまっております。笑
私は営業部に所属しておりますが、
仮に100あるチカラを営業だけに全力投球すれば、
おそらく100という結果を残せるでしょう。
しかし、後輩の教育を任されたとして20の労力がかかれば、
営業実績は80に減ってしまいます。
これは住宅会社の場合でも営業に限った話ではなく、
設計や工務職の方も同じようなことが言えるのではないでしょうか?
この辺りが教育はめんどくさい…
と思ってしまう最たる例ではないでしょうか?
しかし、”背中を見て学べ”という放置教育スタイルや、
OJTのみのスタイルをしていると、結果的に、
「教育環境が整っていない」ということを理由に退職の原因となってしまいます。
新しく入社したスタッフが辞めてしまったり、一向に戦力化しないのは大きな問題ですよね?
そこを解決するには、会社内に教育の文化を築くことが重要です。
そのため、先ほどのような方針を掲げて、
先輩の負担になることは理解した上でも、教育の優先順位を上げるようにしているという訳です。
~後輩編~
次に、後輩に向けたメッセージです。
新人君がたまに勘違いしてしまうのが、教育はしてもらって当たり前。
という受け身の姿勢になってしまうケースです。
しかし、それでは成長の速度は鈍化してしまいます。
そして、先輩からのレクチャーに対し、理解したと錯覚してしまうことがよくあります。
学んだ内容は、一度自分自身に落とし込む必要があります。
そして、自分の言葉でアウトプットができて、
初めて本当の意味で理解できたという事が言えます。
そこでこのような方針があります。
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「自身に負荷をかける」
上司は本気で教育に取り組む。部下はそれに本気で答える。
「答える」とは自身に負荷をかけること。
「いつやる」を上司に宣言すること。
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インプットだけでなく、アウトプットの機会をできるだけ早く設けることが重要になります。
結果として、新しいこと取り組んでいくトライアンドエラーのサイクルが早ければ早いほど、
成長の速度も早いことは言うまでもないと思います。
まとめになりますが、教育制度を構築しようと思えば、
教える側・教わる側の両方が重要となります。
“教えてやる”とか、“教わってやる”ではなく、
『育てたい!』とか『育ちたい!』という想いが根底にあることが重要となります。
釜鳴 伸二