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資産運用

資産運用

 

代表の伊藤です。

今回は個人の資産運用についてお話ししたいと思います。

投資というと不動産やFX、ビットコインといった

 

「一攫千金」を狙った、

「一か八かの博打」

 

のようですが、

そんなことはありません。私のように

「小さなちっさな投資」から始めるというのも

有りかと思います。

 

そもそも資産運用がなぜ必要か?というのは

個人によって考え方が異なりますが

私としては「私が日本人であるため」

ということが理由の一つに挙げられます。

 

というのも私たちが住まう日本国は

少子高齢化を放置し続けた結果、

健康保険・介護・年金という社会保障費用増に

将来耐えられる想像がまずできません。

ただでさえ、地震や災害に溢れた我が国は

とにかく金が掛かります。

 

税収57兆に対し、歳出が107兆、現在の借金は1200兆。

税収と歳出を一般家計に例えるなら

年収570万しかないのに

毎年支出は1070万を使い続け、

足りない分は全て借金。

現在の借入合計は1.2億という何ともヤバすぎる状況です。

 

それでも日本中の金融資産を全て合わせれば1900兆ありますので

「まだセーフだろ」とか思ってる世帯主(政治家)がいるわけです。

実態は、全くセーフではなく税収に対する歳出は世界最悪、

借金率トップが何を隠そう日本なのです。

 

我々はこういう債務超過国日本(ではない汗)

という泥舟に乗っかっているわけですから

老後資金は個人でなんとかしないと国には期待できない。。。

その老後資金を蓄える一つの方法として

「投資を学ぼう!」というか「学ぶしかない!」

ということですね。

 

話が長くなりましたが本題に入ります。

私自身は投資的なことを始めて6年くらいが経ちます。

不動産、株、外貨、投資信託、金をちょいちょいかじり、

現在換金したもので1400万くらいの利益が出てます。

 

「ブログに書いてんじゃないよ」

 

と言われてもおかしくないくらい、

投資の世界ではたいしたことのない利益です。

しかし、それでもやらないよりはやったほうがマシですもんね。

そんな私の持論でよければ引き続きお読みいただければと思います。

 

まずは、投資の方針が大事だと思います。

①ドカンと稼ぎたいか

②リスクを分散したいか

で全く運用が変わります。

私は俄然②タイプです。

 

リスクを分散したい・・・。そうなるとまず、

こんなことを思う人がいるのではないでしょうか。

 

「リスク取りたくないなら投資しないのが一番じゃないの?」

「預金が一番安全でしょ」

 

いえいえ、そうではないから面倒なのにわざわざ投資を学ぶんです。

預金する(現金保有)、という選択は全くリスクヘッジができておりません。

私は下記のような日本経済を予測しています。

この予測如何によっては「預金はむしろハイリスク」なのです。

 

私が考える将来日本の経済予測

・日本はインフレになるしか借金を返す方法がないので、

中長期では物価は上がる(と予測する)

・世界経済は中長期でいうと成長する(と予測する)

・日本は借金国なので中長期で言えば円の価値は下がる(と予測する)

 

インフレというのは今より将来物価が上がるということ。

1000円だったタクシー代が2000円になり、

3000万のマンションが6000万になるということです。

長期スパイラルがインフレだと現金をそのまま貯蓄していても「損」しますね。

 

例えば、今3000万の現金があったとします。

伊藤は3LDKの新築マンションを3000万現金で購入しました。

購入後3年が経ち物価はドンドン上昇し、同じような3LDKの新築マンションは

6000万になっていました。そこで伊藤はマンションを売却しました。

購入した築浅の中古マンションは5600万で売れました。

 

マンションを買った伊藤は現金3000万が5600万円になりました。

一方でマンションを買わず預金で持っていたとしたら、そのままの3000万円です。

 

期間やインフレ率がちょっと極端でしたが

インフレ時は預金するより「もの」に変えたほうが

良いことになります。

 

ここは重要です。

一生懸命働いて稼いだのに、

そのお金を全部銀行預金に回していたら

気づけば資産価値が半分になっていた

(その資産で買えるものが半分になっていた)

ということになったらたまんないですからね。

 

インフレに対し対策を打つとすれば

・株

・投資信託

・不動産

・金(きん)

など。まあ、大体の投資商品がその対策になります。

(最もインフレに強い資産は金と言われています)

 

次に、よりリスクヘッジするならどうするか?

ということになります。

下記のような順番でリスクが減ります。

 

・発展途上国株先進国株発展途上国債先進国国債

 

また、一企業の株を保持するより、複数の企業の株を持つ方が安全ですし、

同じ先進国でも日本株より米国株の方が安全です。

さらにいうなら単一国の株を持つより、

複数国の株を分散して保有した方がリスクヘッジができます。

 

複数の株式や国債を組み合わせて持てるのが

投資信託の強みになりますので、一つの商品で、

発展途上株25%、先進国株25%、発展途上国債25%、先進国国債25

のような商品を選べば、

「世界経済全体が上向きである限り」安全に資産運用ができます。

 

また、さらに効果を上げるならiDeCoNISAの利用です。

二つとも投資信託ですから、私たちのような素人は

まずこの2つから始めるのが肝要です。

 

iDeCoの最も良いところは「掛け金が所得控除される点」です。

月額掛け金MAXである23000円を12ヶ月掛ければ

276000円分の所得に対する税金が還付されるわけですね。

 

例えば年収700万円の方であれば税率23%なので

毎年63480円の還付が見込めます。

それだけで、掛け金276000円に対し運用利回りが23%になります。

 

ただし、途中解約できないのが難儀なところではありますが

掛け金を下げることはできますし、そもそも還付金は現金で戻ってくる

わけですからそれを手をつけず預金しておけば、

一部であれば、現金を支出できるという考えもできます。

 

そもそも23000円程度も毎月払えないような仕事人生なら、

iDeCoに投資していようがしていなかろうが、

「どのみち終わってる」

と思って決断しても良いかもですね笑(ひどい)

 

さて、iDeCoは銀行系で口座を開く必要がありますが

手数料や運用報酬など銀行によって金額が違います。

 

例えばある銀行の手数料は毎月589円ですが、ある銀行は毎月171円です。

毎月たった418円の差ですがチリも積もれば山となりますからね。

解約時には100000円以上の差になっているということになります。

商品内容はほぼ変わりませんので、できるだけ手数料は安くしたいところです。

 

また、この手数料という概念は、

投資信託だけでなく、株や外貨預金にも同様に掛かってきます。

各証券会社、金融機関は力を入れている対象が異なったりします。

ある金融機関は外貨預金に力を入れ、

ある証券会社は投資信託商品に力を入れている、

といった形です。金融機関によっては、

「ハナから投資信託取るつもりないでしょ」

というバカ高い手数料設定をしている会社もいます。

 

基本的に、手数料の金額のみを天秤に乗せた場合、

投資信託であれば、

 

銀行証券ネット証券アプリ証券

 

という順番で手数料その他諸々の費用がお安くなります。

さらに詳しく機関を絞るのであれば私個人のおすすめは以下の通りです。

 

→SBI証券

投資信託→SBI証券

外貨ソニー銀行

 

手数料が安く、

見た目も分かりやすく、

その上商品の種類も多い、

のが理由です。

 

また、掛け金も「月単位で積み立てるドルコスト」より

「毎日積み立てるドルコスト」を選んだ方がより安定します。

この毎日積み立てる、という選択ができるのも

SBI証券やソニー銀行の特徴です。

(これ以上書くと2万文字くらいいきそうなのでここで止めておきます)

 

資産運用というのはお金をかけますから不安はつきものです。

しかし、お金というテーマは自分自身のことだけでなく

「住宅業界には切っても切り離せないお話」でもあります。

 

例えば、私たちの提携先であるシンプルIncさんは

上記のような資産運用の話で完全に顧客をロックしています。

シンプルさんに頼めば、

iDeCoから、NISA、保険の見直しやその他の資産運用まで

いろんなアドバイスを受けられる!と思ったら

「特に将来に危機感のある若者」はかなり前のめりになります。

 

耐震性や性能の話は住宅会社であれば誰でもできますが、

「資産運用の知恵」はごく一部の方しか知らないでしょうから

差別化に繋がります。

 

これからの日本をどう考えるか?

間違いなく下降する、という考えを投資方針としてしまう自分が

「なんだかな」と感じている今日この頃です。

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