10年後建築業界に必要となるものは何か。
早くも2022年も3月なり、卒業式シーズンを迎えてきました。
4月からは新社会人となる子たちも出てきて、学生は新たに進級や入学をしていきますので
新しい年度の始まりは、なぜかいつもワクワクしている永野です。
2022年の4月というと教育が少し変わりますね。
2022年4月から高校の家庭科の授業に金融教育が導入されるというニュースを
見てから、10年後の建築業界が気になるようになってきました。
今、当たり前のように行っている資金計画なども意味がなくなるのではないだろうか。
と思います。
どちらかというと今は、住宅会社がお金に関することを住宅購入者に教えてあげる立場にありますが、
そのようなことはすでに学校で習ってきているのでわかっている為、教える立場に立つことはできません。
それだけでなく、変に勉強熱心な子にもなると逆に教えられる危険性すらあります。笑
住宅ローンだけでなく投資や家計管理なども内容に入ってくるので、現代の大人より
詳しくなりそうですね。
私たちが学んできた当たり前が今の時代では当たり前でなくなってきている。
となると、我々社会人も常に新しい何かを勉強し続けなければいけないのかもしれませんね。
会社内で研修などを用意されている企業様とかではなく、社会人になってから独自で費用を払って
勉強をしている人口は日本では約2割程らしいです。
それは、時代に遅れていくのも無理はないとも思いますし、今やDXやAIが本格的に動き始めているので
機械音痴という理由で避けれない時代にもなってきました。
今後はより一層、AIによって現場監督は不要になる可能性も高く、機械やパソコンで出来る事が増えることで
技術での差別化が出来にくくなってきます。
そうなったときに建築業界に必要となるものは何が残るのか。
技術は常に進化し続け、
そこで働く人たちは高齢化していき、
技術についていけなくなり、
辞めていく。
先行きを考えると、不安になってきますが
『今からできる事をやっておく』
ことで少しは緩和されるのではないでしょうか?
これまで、私が出会ってきた数多くの経営者様の多くが口にすること。
それは、【もっと若い時にやっとけばよかった。年齢を重ねるにつれてついていけなくなる。】
という言葉です。
今が良いから何もしない。ではなく未来を考えて行動しておく。
遅れていると気づいた時にはもう置いてきぼり。
常に新しい何かを試みて今の仕事をこなす。
言うのは簡単ですが、実行に移すのは難しい。
経営というのはつくづく大変だなと感じます。
社員は、会社が不安になれば辞めればいいですが、経営者は辞められません。
何か不安な事が一つでもある場合は、まずは相談してみるのも良いかもしれませんね。
私たちのようなコンサル会社は悩み解決を行うプロフェッショナルですので
無料相談からでも大歓迎です。
永野