課題解決に向けて取りくむたった2つのコト
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
先日、ある会社さまにご訪問させて頂いた際に、社員の方から相談受けました。
「弊社では、今までずっと●●という課題があり、根が深く、なかなか解決しないのですがどうすればいいでしょうか?」
とのことでした。
よくある課題として、
・教育体制がない
・残業が多い
・業務に偏りがある
・コミュニケーションが不足している
・会議が多い
・会議の時間が長い
などがあります。
上記の課題を見て、「うちもそうだなぁ」と心当たりのある方は、今回のブログは一つの解決策になるかもしれません。
上記の課題以外でも、なかなか解決しない課題というのが会社にある場合、“解決策がない”ことが、実は問題ではないことが多いです。
当然、課題を解決するためには、その課題にあった解決策が必要になります。
しかしながら、その手前で多くの会社が止まっているのです。
それは、“責任者”と“期日”を決めないことです。
課題が前に進まない多くの原因は、「誰かがやるだろう」「いつか解決するだろう」という他人任せの状況が根底にあることが多いです。
誰かがやるだろうという他力本願のスタンスでは、当然会社の課題は解決していきません。
誰かが先頭に立って、真剣に課題に向き合うからこそ、課題は解決する方向へ進みだすのです。
だからこそ、責任者が必要になります。
この責任者ですが、別に社歴がある人、できる人である必要は必ずしもありません。
なぜなら、責任者はその課題解決をすることの陣頭指揮をとるのが役目であり、責任者1人で解決する必要はないからです。
その観点でみれば、責任感ややる気がある人が責任者になって頂ければいいのです。
もしかした、このブログを読んで頂いている方の会社の誰かに、「ほんとこの課題が解決しなくて嫌になるよね」と愚痴ばかり言っているような人はいないでしょうか?
そういった評論家は置き去りにして、行動できる責任者を会社は求めています。
そして、そういった誰もやりたがらないような仕事に積極的になってくれる人は、管理職への道が見えてきます。
昇格したい人材にとって、課題が会社にあったら、ぜひ積極的に責任者となり、課題解決に向かって動いて欲しいです。
次に、責任者がいても課題が解決しない場合があります。
周囲が協力してくれないことや、解決策がなかなか見つからずに止まることもあるでしょうが、それよりも多くの場合“期日が決まっていない”ことが要因であることがほとんどです。
期日がない業務は、目の前の業務が優先され、当然のように後回しになっていき、結果的に解決することはありません。
期日が決まれば、仮に進んでいない状況があっても、そのことに対する緊急度は変化するはずです。
周囲に協力を要請できない人も、期日が決まっていれば、本気で依頼するでしょうし、それでも動かない場合は、経営者や上司に真剣に相談するはずです。
“責任者”と“期日”というのは、ただ決めるだけです。
課題解決に向けて、気持ち一つで取り組める施策です。
課題解決に悩まれている方は、まずは責任者と期日をはっきりさせて頂くことを推奨します。
具体的な解決策に関しては、弊社で提供している情報がその糸口になるかもしれません。
興味のある方は、弊社のイベント情報をご確認ください。
https://lastcompass.co.jp/news/seminar
それでは。