「2022年工務店が取り組むべき事」
いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。
2022年も始まりましたがコロナはまだ終息に向かうどころか増える一方ですね。
建築業界も影響をうけて品不足に繋がっております。3月決算の会社様は完工がずれ込み大変な状況が耳に入ってきております。
品不足はいつまで続くのか?と良く聞かれますが非常に不透明です。
ただ以前の東日本大震災や消費税駆け込みとは状況が違う品不足になる、いやなっております。
2022年始まったばかりですが今年1年は続くのではと私が仲良くさせて頂いている某日本でトップクラスの建材屋の経営者は言っておりました。
予測はあくまでも予測ですがどうすれば良いのか?
4月1日から様々な商材が値上げ発表しておりますが、『良質な情報を入手する事』が対応策の1つにはなるのではないでしょうか?
例えばコストダウンでも材工分断の術を知る事です。材と工で分ける事により便乗値上げをさせないという事です。仕方がない値上げ幅しか当たり前ですが支払わないという事です。全ての業者の方々が適正な値上げの金額を伝えてきていたら良いですが、中には便乗値上げを伝えてくるのも建築業界あるあるなのです。
そのような術を知っていくことは利益を落とさない為に今非常に重要になるのではと思っております。
自らの会社にて『コストをコントロールできる術を身に着ける』事は今非常に大切です。
私たちも自社でコストコントロールできる術を身に着けて頂く事をお勧めしております。
https://lastcompass.co.jp/news/19893
このような形でコストのプロの内容が聞ける機会を提供させて頂いておりますので自社でコストコントロールできる術を身に着けたいと思っている会社様におすすめです。
あと混沌としている今こそ新卒採用に取り組む事はいかがでしょうか?
「うちの規模で新卒採用なんて」「新卒採用しても即やめていった」などなどの声も聞こえてきそうですが、私が懇意にさせて頂いているとある工務店様が5年前に5人のスタッフの状況の中新卒採用に着手されましたが現在では新卒採用ができて誰1人やめずに全員戦力になっております。
ちなみに今期は過去最高の成果がでる予定と報告を頂いておりますがその経営者の生の声は5年前に採用していて良かった!コロナ過、ウッドショックなど有事の事態でも乗り越えているのは新卒採用をしていたからだと言い切っておりました。
なぜ新卒採用が良かったのかをお伝え致します。
新卒採用というと社会人経験のない新規大学卒業者を、その潜在能力で、長期的な目標でもって採用するものです。しかも即戦力ではありません。日本の慣行でもある「終身雇用」が崩壊し「終身成長」の時代に突入したと言われ、若者も転職を当たり前に考えるようになった今、新卒採用のメリットが分からないと思っている経営者もたくさんいると思います。それも確かに理解できます。今までの日本の雇用の特徴の中で言うと新卒採用は「ジョブ型」ではなく「メンバーシップ型」の採用であることが挙げられます。
ちなみにジョブ型とはどのような業務ができるのか、どんなスキルがあるかなどを見て採用する事と言い、メンバーシップ型はどのような人物なのか、伸びしろがあるのかなどを見て採用する事を言います。
「うちでは無理・・・」「非常に難しい・・・」
その通りです。何もしなければ無理ですし、何も策がなければ難しいです。
だからこそお勧め致します!ほとんどの工務店経営者が「うちでは無理・・・」「非常に難しい・・・」と言い実践しないからです。
逆を言うと実践すると会社が更に良くなるチャンスが生まれます。
周囲を見回して頂くとコロナ過、ウッドショックでも成長している工務店は新卒採用をしていませんか?(細かく言うと社内整備をしているから新卒採用している)
多分YES!高須クリニックだと思います。
なぜなら新卒採用をする為には採用活動の仕方や社内の仕組みを必ず見直す事になるからです。採用活動の仕方だけでなく、入社後の育成の方法、評価制度、賃金、配置などなどを改めて見直しをしたり構築したり成長していくための礎を作っていくからです。ただ採用しても社内に仕組みがなければ新卒の社員は成長もしないですし、退社に繋がります。
だから社内整備をして新卒採用に取り組んでいる工務店は先ほど述べた会社様のように成長しているところが圧倒的に多いです。
もし今回のブログを読んで頂いて少しでも新卒採用にご興味を持って頂いて方に約1年ぶりに開催する特別セミナーのご案内をして終わりにしたいと思います。
https://lastcompass.co.jp/news/20117
約1年ぶりに開催する新卒採用についての特別セミナーです。
今取り組んで頂いている工務店の最新情報をお伝えしながら解説をしたいと思います。
2022年も混沌としたスタートですが、最後に一言。
『ピンチはチャンスです』
経営者が今の状況をどのように考え行動を起こせるかどうかが工務店の将来を決めます。
ほとんどの工務店経営者が「今の体制では・・・」、「今の状況では・・・」とできる理由よりもできない理由を言います。
だから今、成長するチャンスなのです。
会社の方向性は時代が決めるのでも、社員が決めるのでもありません。
『経営者が決めるのです』
昔とある経営者から教えて頂いた言葉があります。
迷った時は「できる、できないかを問うよりもやるか、やらないかを問う」「やると決めたら即やる」と
ちなみにその経営者の現在は悠々自適です。
ぜひ2022年は即動いて下さい。