「最後はパッションが勝つ」
こんにちは。宮尾です。
クリスマスと正月があっという間に過ぎ時の流れを以前より早く感じます。
私は正月休みの間恥ずかしながら家でyoutubeばかり見ておりました。最近私の中でひそかにブームになっているチャンネルがあるのですが「令和の虎」というものになります。今から20年ほど前に「マネーの虎」という番組があったのをご存じでしょうか?
全国から様々なアイデアを持った事業主たちが著名な社長たちに向けて自ら商品をプレゼンして出資してもらうといったコンセプトの番組です。番組自体は数年前に終わってしまったのですが最近令和バージョンということでyoutubeに復活しました。
事業主の商品の中には既製品に少しだけ手を加えただけの商品もあります。そういった商品に社長たちは一銭も出しませんし一蹴されてしまいます。 素晴らしい商品に対しては関心を持ちます。通常であれば商品が良いと出資すると思いますがそこが違うのがこの番組の面白いところで社長たちは事業主の人間性、マナー、さらには商品に対していかに血と汗を流したかというところを見ています。
そういった商品に携わった人を総合的に見て魅力的に感じると出資に繋がるんです。そんな中で私が一番印象に残ったのはある女性の事業主が防犯ブザーをプレゼンした回です。防犯ブザーなんてどこにでもあるでしょと思いがちですが、従来の防犯ブザーは子供たちにとってデザイン性が良くない、持っていても学校のカバンにつけるだけで普段持ち歩かないという理由であまり機能していませんでした。
そこで提示されたアイデアは従来の防犯ブザーのアイデアとは違い御守りの中にブザーの機能を入れ「防犯ブザー付き御守り」として提案したのです。その女性事業主は「防犯ブザーとしてでなく御守りということなら皆が持ち歩ける」と言っていました。シンプルなアイデアですが誰も気づけなかった事に私は感銘を受けました。
しかし私が驚いたのはその後の事でであり実際そのアイデアに行きつくまでこの方は幾度となくアイデアを考案しては失敗してきました。しかし実際に子供たちの事件が多い中で何とかしてこのアイデアにたどり着いたそうです。そういった経験談を含め社長たちも感銘を受け見事出資に繋ぐことができました。アイデアだけでは動かすことが難しい状況だったにもかかわらず最後に社長たちの心を動かしたのは商品に対する意欲とパッションだったんです。
私たちラストコンパスの方針にも「意欲は能力に勝る」といった方針がありますが、まさにその方針を体現化したような内容でした。私も仕事をしていくうえで心だけは折れずいかに相手に思いを伝えられるかという事に意識を向けて励んでいきたいと思います。
私たちの提供している商品にはそんなアイデアとパッションを詰め込んだSIMPLE NOTEというものがあります。気になった方はぜひ覗いてみてはいかかでしょうか?