ポジティブな凶
こんにちは。
ラストコンパスの桑原です。
皆さんは今年の目標を決めましたでしょうか。
私の今年の目標は、「月に1冊本を読む」ことです。
愛書家の方からすると、月1冊はかなり少ないのではないかと思います。
お恥ずかしながらこれまでに本を読む習慣がなかったので、まずは月1冊から文章に触れる機会を作っていこうと思います。
皆さんも各々の目標を達成できる充実した一年にしてください。
ところで皆さんは、初詣に行っておみくじは引きましたか。
おみくじの結果はどうだったでしょうか。ちなみに私は「凶」でした(笑)
ですが、私は大吉よりも凶で良かったと思います。
、、、、強がりました、ほんの少しだけ大吉を期待した自分がいました(笑)
しかし、凶を引いたことは私にとってありがたいことだと思います。
その理由は、「備える準備ができるから」です。
私は性格的に猪突猛進で進んでいくよりもリスクを想定して行動をするタイプなので、あらかじめ悪い結果を想定しておける方が壁を乗り越える体勢づくりをしやすいです。
おみくじで凶が出やすい神社仏閣の一つとして東京の浅草寺がありますが、昔はそれ以外のお寺や神社でも7:3ほどの割合で凶の方が多かったそうです。
元々は、おみくじの凶は決して悪いことではなく、神様からのアドバイスのようなポジティブな意味だったらしいです。
あのイチロー選手もこのような言葉を言っています。
「“準備”というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。」
たとえば本番で10km走るのにもかかわらず、毎回3kmしか走る練習をしていなければ10km走り切れる保証はありませんよね。
10kmを走り切るためには、それ以上の距離を走る練習をしておくことで気持ちの余裕と自信をもって本番に臨むことができます。
仕事においても同様です。
想定されるリスクを回避するための下準備をしっかりしておくことで、本番で最大限のパフォーマンスを発揮できる。
たとえ準備をしたうえでミスに繋がってしまったとしても、それは決してムダなエラーではありません。
2022年末に今年を振り返った時に、おみくじの結果とは正反対の充実した一年になるように今年も精進して参りたいと思います。
本年も宜しくお願い致します。
桑原