目標の重要性
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
いよいよ今年も終わり、新年を迎える中で、1月からいいスタートをきるために、改めて「目標の重要性」について考えたいと思います。
経営者から発表がある今期の目標数字や個人に割り振られた目標など、会社であれば、何かしら目標がありながら業務に携わることになると思います。
その目標を本気で達成しようと考えるか否かで、目標の価値は変わってくると考えています。
目標に向き合うことができれば、それを達成するためのプロセスが見えてきます。
しかしながら、目標が不明確な場合や、高すぎる目標の場合だと、せっかく目標をたてていてもその効果は半減してきます。
例えとして、社員が給与を上げるという目標について考えていきたいと思います。
住宅営業をしているA社員の年収が400万円でした。
来年こそは給与を上げるぞ!とその翌年の一年がんばりました。
結果的に、例年通りの頑張りとなり、年収はほとんど変わらない年収でした。
またA社員は、来年こそは年収を上げるぞと意気込み、年収1000万円を目標にしました。
意気込みは良かったものの、どうすれば1000万円の年収になるかは検討がつかず、結果、その年の年収も、昨年とほとんど変わらない年収でした。
そこで、今度は、年収を500万円にするという目標を立てました。
現在年収400万のA社員は、年間受注棟数は5棟です。
年収500万にするためには、会社の給与制度において、今よりも3棟の受注が必要です。
年間8棟の受注をするためには、80組の集客と24件のアポイントが必要ということが、過去の自分の実績からわかりました。
そこで、A社員は3棟を純増させるために、集客数30件、アポイント数9件を会社の施策とは別に設ける必要性を感じ、下記のような施策を立案しました。
・2カ月に1回(年6回)のセミナー(平均集客数3組)を開催し、18組を創出し、6件のアポイントを獲得する。
・過去の管理顧客から見学会への呼び込みをし、来場を12件創出し、その中から3組のアポイントを獲得する。
A社員は立てた計画を実行し、結果、受注棟数8棟をクリアし、年収は500万を超えることができました。
例え話なので、ハッピーエンドのちゃんちゃん、というような感じは否めませんが、ここで伝えたかったことは、自分の実力を把握し、必要な要素を揃え、実行することで、目標を達成できたということです。
A社員は、最初は目標が曖昧なため、意欲も低く、行動もできていない状況でした。
次の年は、目標を掲げていたものの、目標が高すぎて、具体的に何をすればいいかわからず、空回りといった感じです。
最後の年は、実現可能な範囲での目標を立て、施策を立案し、それに沿って行動した結果、達成ということになりました。
目標は、必ず達成するべき項目であり、目標に本気で向き合った時、施策が見えてくるのではと考えております。
来年から、私もいいスタートをきるため、目標を設定し、気持ちのいい1年にしたいと思います。
それでは。