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『2022年にすべき事』

いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。

2021年も残り10日を切りました。

2021年はコロナがまだ終息しませんでした。。。

2021年の住宅業界はウッドショック、アイアンショックなど納期、コストなどで業績に差が出た年だったのではと感じました。

過去最高の業績の会社がある一方で過去最低の業績の会社もあります。

その差は「ナニ」か日々現場でエンドユーザー向けのセミナーや工務店経営者とお会いして私自身が感じた事を2021年最後のブログに記載したいと思います。

生意気な事記載したなぁ~と思っても今年最後ですので寛大な心で読んで下さい♪

 

2021年私が日々現場で感じている過去最高の業績の会社と、過去最低の業績の会社の違いは3つあると感じましたので述べたいと思います。

 

1つ目「経営者の決断の早さ」

中小企業、零細企業にとって早く行動する事は非常に大切です。

その行動を早くするもしないも経営者の決断にかかっております。

コロナ、ウッドショック、アイアンショックなど有事の状況こそ経営者が決断を早くして行動をおこしていかないと業績に関わります。

有事の状況の今、成長されている工務店の経営者は決断を早めていると感じました。

例えばウッドショック、アイアンショックなどでコストが上がる事はわかっているからこそ、改めてコストの交渉についての正しい方法を学ぶ、仕様、販売価格の見直し、工期短縮など決断し実行された工務店は無駄なコストアップがなかったです。

先日もハウスメーカーですが東日本ハウスが決算発表されておりましたが純利益が前期の2倍の16億円になったとの事です。従来予測を7億円上回ったとの発表。

要因は工期短縮、リモート会議活用による経費圧縮などが寄与したとの事でした。

大手でも決断を早めております。

中小企業、零細企業は大手に資本などでは勝てませんが経営者の決断の早さは勝てますので2022年更なる成長をする為にもぜひ来年こそは意識されて下さい。

 

2つ目「うちも似ている事はしているのに」

上記の言葉は現場で良く聞きます。似ている事はしているのに、それしているからと良く現場で聞きました。結果は?とお聞きするとでていない。。。思ったほどでていない。。。

深く聞いていくと全く内容が違う、されてないという事が多々あります。

例えば現場で中長期計画ありますか?あるよ5年後10億円の組織にしたい。

売上はわかりました。組織の中長期計画は?社員貢献の中長期計画は?社会貢献の中長期計画は?などなど深く聞いていくと何も出てこないケースが大半でした。

成長されている工務店は売上の数字だけでなくもっと細分化した中長期計画を作成されております。社員の立場で5年後10億円の組織とだけ示されるとのと5年後10億円の組織、5年後の社員貢献など具体的な内容があるのとでは浸透具合が違いますよね。

ぜひ2022年更なる成長をする為にも自社が実行して成果が伴わない中長期計画であれば今後は具体的かつ浸透できているのかを今一度意識して作成されて下さい。

 

3つ目「性格が良い経営者になりましょう」

例えば私自身が仲良くさせて頂いているとある有名な建材屋の経営者が言っておりました。

あるビルダーから突然FAXが送信されてきた。記載内容はコロナ禍、ウッドショック、アイアンショックなどの状況に対応する為に2022年5月31日分までの発注は今までの取り決め価格より3%削減協力をと記載してあったみたいです。しかも協力業者の宛名もなく一斉送信。。

その話を聞いて私は即座にこの工務店は業績悪いかつ経営者の性格も悪いですよね?

と聞きましたら、大正解()とのお答えでした。

昔はそれで良かったのかもしれませんが、2022年は欠品が続きます。欠品といっても手に入る工務店、欠品と言われる工務店、その違いはナニか?

それは横柄な言動などを経営者がしている、していないのとでは違ってきます。

上記のような工務店は欠品と言われる、取引をしたくないから単価を上げられるという事になります。優先順位が落ちていきます。

性格を変えろと言っても性格は中々変わりません。2022年更に成長する為にはただ従業員、協力業者などが本気で嫌がる事は意識してやめましょう。正しい交渉の仕方など常に最新かつ正しい情報を手に入れて考え方のアップデートをしていきましょう!

性格は中々変わりませんが正しい情報を入手する指標ができます。

その指標と比較すると何をすべきか本質が理解できます。

そうなると性格というか考え方が変化します。考え方が変化すると行動も変化します。

 

再度に2022年も建築業界は混沌としていくと思いますが、ぜひ上記記載した3つを少しでも読んで頂いた方のお役にたてて頂ければ幸いです。

ピンチはチャンスという言葉もあるように2022年は更なる成長のチャンスだと思います。

 

少し早いですが本年もお世話になりました。

良いお年をお迎え下さい。

 

株式会社ラスト・コンパス

堀真治

 

 

 

 

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